谷原章介「すごく違和感」日本人男児刺殺めぐる中国外務省の対応に私見　識者は「いつもの中国」

谷原章介（52）が20日、MCを務めるフジテレビ系「めざまし8」（月〜金曜午前8時）に出演し、中国広東省深センで日本人の男子児童（10）が44歳の男に刺殺された事件について言及した。

番組では事件後に、中国外務省が遺憾の意を表明した上で「これは個別事案でこのような案件はいかなる国でも発生する」とコメントしたことも紹介した。

谷原は「個別の事案というのは分かるんですけど、『いかなる国でも発生しうる』というのはすごく違和感を感じる」と指摘。同局の風間晋解説委員は「いつもの中国外務省の会見だという風に僕も受け止めました。彼らの役割というのは、中国政府に非はないんだ、というのを断固言い張り、追及や批判の目を摘む、というのが役割だと思っている」と私見を述べた。

風間氏は「事件のベースにあるものは、反日だったり、外国を排除する、『中国が一番』みたいな感情。あるいは経済状況が低迷しているとか、情報が統制されているとか、そういうものがベースにあって、それぞれの人がどういう形で…事件を起こす人もいるかもしれない。でも大概の人達はそういうものを自分の中にしまいこんで、生活していると思うんですけど、そういうのが今回も出てしまったのかな」とコメント。「みんな背景はいったい何なのかが気になっている」と続けると、谷原も「その背景も動機もわかっていないんですけど」と残念そうに語った。