【サーキットを旅立つ女神たち】ARTA GALSはらことは「残りのレースで成長した姿や集大成みたいなもの感じて欲しい」

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2024年09月20日 13:50  AUTOSPORT web

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2024年でレースアンバサダー卒業を発表したはらことはさん
 スーパーGTも折り返しを迎え、残り4戦となった2024年シーズン。シーズン途中に今季限りでのサーキット卒業を発表するレースクイーン/レースアンバサダーたちが多く見られた。彼女たちはどんな思いでレースクイーン/レースアンバサダーに挑んでいたのだろうか?

 今シーズンもARTA GALSとして活躍する、はらことはさん。2014年にオートポリスのサーキットクイーンを務め、2017年に名門TEAM KUNIMITSUのRAYBRIGレースクイーンとしてレースクイーンデビュー。今年、ARTA5年目を迎えた彼女は8月の富士戦を前にレースクイーン卒業を発表した。

「ちょっとこだわりがあって、シーズン途中で卒業を発表しました。シーズンの始まりだとあまりにも寂しい一年間になりそうだなと思っていて、でもファンの皆さんにも心の準備をしてもらいたいなという気持ちもありました。ちょうど第3戦から第4戦富士の間の2カ月のお休みが終わって、これから後半が始まるくらいに言おうというのはシーズン始まりくらいから考えていたんです」

 RAYBRIGレースクイーンを2年務めた後、SARDイメージガールとして活躍。2020年からはARTA GALSを務めるはらさん。

「5年間は珍しいですか? もっと長く務めるレースクイーンもいるので……。でも、こんなに長く務めるとは思っていなかったですね。レースクイーンを8年間やってきた中で、いちばん印象に残っているのは、RAYBRIGレースクイーンを務めていた2018年です。チームがチャンピオンを獲得したシーズンがいちばん思い入れが深いと思います」と振り返る。


 サーキットで様々な業務があるが、はらさんが好きだったのはスタート前の大事な仕事だ。

「レースの仕事で個人的に好きなのが、カウントダウンボードを出す時です。オートポリスのサーキットクイーンを務めていた時も行っていたのですが、サーキットクイーンさんがいないサーキットでは、ARTAZ GALSが担当するんですよ。他のレースクイーン/レースアンバサダーさんにはない仕事なので、カウントダウンボード好きです」

「応援してくださっている方たちは、デビューの頃からずっと応援してくれてる方が多いので、スーパーGTのレースクイーンとしてデビューした2017年。当時は、まだ初々しさとかあったと思いますが、最後の年は冠スポンサーでもあるオートバックスさんのARTA GALSとして卒業するので、デビュー当時から成長した姿や集大成みたいなものを、私の歴史を振り返りながら、残りのレースでファンの皆さんにいろいろ感じて欲しいです」と語ってくれた。

 デビュー当時から癒し系でファンの方たちを大切にしている印象があるはらさん。残りのレースでの姿をぜひ目に焼き付けてもらいたい。

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