来年4月開催「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」浮世絵バッジアート5種解禁

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2024年10月09日 08:00  ORICON NEWS

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「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」日本人アーティストによる浮世絵バッジアート
 来年4月に日本で開催される「スター・ウォーズ」の究極かつ世界最大の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」の“バッジ”の絵柄が解禁となった。

【画像】浮世絵バッジアートを1枚ずつ

 「スター・ウォーズ セレブレーション」は、世界中のファンを集めてシリーズの今後のラインナップや最新情報を発表するイベント。キャストや製作陣も多数登壇する。アジアで開催されるのは、過去にも日本のみであり、来年の日本開催は17年ぶりとなる。

 バッジは、1999年の初開催から続く「スター・ウォーズ セレブレーション」の“伝統”。ルーカスフィルムがセレブレーションのためにアーティストに独自のビジョンで描くオリジナルのバッジアートを依頼して制作。ほかでは手に入れることができない入場証であり、プレミアムな記念品としてファンに愛されてきた。

 来年のセレブレーションでは、バッジアーティストに日本人が初選出。選ばれたのは、新時代の浮世絵師・TAKUMI氏。今回、彼が描いた“浮世絵バッジアート”最初の5作品〈曼茶路里庵 具浪寓/マンダロリアン&グローグー〉〈亜双華多乃/アソーカ・タノ〉〈堕悪主瞑惰/ダース・ベイダー〉〈流駆守界宇丘/ルーク・スカイウォーカー〉〈大騎士要佗/マスター・ヨーダ〉が解禁となった。

 TAKUMI氏は2012年に「週刊少年ジャンプ」での新人賞受賞をきっかけにイラストレーターとしてのキャリアをスタートさせ、日本の伝統文化である浮世絵に深い関心を持ち、これまでもマーベル公式ライセンスアートとして “アイアンマン”、“マイティー・ソー”、“キャプテン・アメリカ”など 新令和浮世絵を手がけてきた。

 幼少期に『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』を初めて観て以来「スター・ウォーズ」の虜になったというTAKUMI氏は、オリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン3でルーカスフィルム公認のマンダロリアンとグローグーを描いた〈浮世絵ビジュアル〉を担当。マンダロリアンを演じているペドロ・パスカルも「僕が日本語を話せたなら、(浮世絵ビジュアルが)どれだけ美しいかを日本語で伝えられるのに…。本当にありがとう!」と大絶賛していた。

 伝統のバッジアートを制作する事に大きな喜びを感じていたというTAKUMI氏は、日本文化と深いつながりのある「スター・ウォーズ」は、浮世絵とも非常に相性が良いと話す。アメリカの公式サイト「StarWars.com」のインタビューでその理由を「銀河の自由を求める壮大な物語であると同時に、個々の愛情やフォース、クリーチャー、そしてさまざまな惑星を取り入れた神秘的な寓話でもあります。サーガの各キャラクターは、それぞれの背景や旅路に基づいた独自の物語を持っています。浮世絵はその描画スタイルや雰囲気で知られる一方で、その最大の特徴のひとつは、人物や風景を美しく描くだけでなく、構図や色彩感覚、細かな要素を組み合わせて『物語』を表現する力にあります。浮世絵は物語を描くものであり、それはスター・ウォーズの銀河とも一致します」と説明。

 さらに、「私は今回の作品に、純粋な愛と敬意、そして感謝の気持ちを込めました。ファンの皆さんが、スター・ウォーズの銀河と日本の伝統文化との融合を楽しんでいただければ嬉しいです。浮世絵はいつの時代も、人々の生活に喜びと光をもたらすという側面を持っています。私のアートがファンの皆様にとって、セレブレーションの大切な思い出の一部となることを心から願っています」と全世界のファンへ向けて熱いメッセージを送っている。

 キャラクターの衣装や武器を日本風に再解釈し、伝統的な日本の衣服や装飾、鎧、武器などの要素を理想的なバランスで融合。さらに、テーマカラーや特性に合うモチーフにこだわり、時には、キャラクターの背景や物語と、草花などの象徴的な意味との関連性をも考慮するなど、ルーカスフィルムと共に徹底的にこだわって制作された“浮世絵バッジアート”。入場証の域をゆうに超え、四半世紀続く伝統に、日本人アーティストが新たな歴史を刻む。

■イベント概要
日程:2025年4月18日(金)〜20日(日)
会場:千葉・幕張メッセ

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