ウエイトありのもてぎ戦の結末はいかに。スーパーGT第8戦のGT500ウイナー&PPを編集スタッフがガチ予想

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2024年11月01日 13:20  AUTOSPORT web

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2024スーパーGT第8戦もてぎ 金曜搬入日の様子
 2024スーパーGT第8戦もてぎのGT500クラス予選ポールポジション(PP)と決勝レースのウイナーを、今回もオートスポーツweb編集スタッフがズバリ予想します。週末はまたしても土曜予選日が雨予報となっていることに加え、今回は例年とは異なりサクセスウエイト“あり”のもてぎ戦なので、正直どんなレースになるか読めません。そんなときでも長年の経験と勘を頼りに、個人的な希望を極力排しつつ(たぶん)、走る前からガチで当てに行きます!

●V(雨乞いをしているのはどなた?)のウイナー予想

◎本命:#23 MOTUL AUTECH Z
〇対抗:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
△大穴:#36 au TOM’S GR Supra

PP予想:#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z

 今回のガチ予想は、例年と異なりサクセスウエイト(SW)“あり”のもてぎ戦ということで、また悩ましい感じとなっています。

 そんななか、前戦オートポリスで一時独走を見せながら展開に泣いた23号車MOTUL AUTECH Zを本命に推しました。SWは40kgと重めですが、前回2位に終わった悔しさと、最終戦を前にランキングで少なくとも陣営内の最上位につけておきたいという意地をパワーに変えて今季初優勝をつかむと予想(精神論!?)

 対抗はSWが26kgと比較的軽めかつ、もてぎでの成績が申し分ない8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTとしました。こちらも前戦オートポリスでは悔しい思いをしたチームということで鬱憤を晴らしたいはず。一方、大穴は最重量53kgの36号車au TOM’S GR Supraです。セレクト理由はもてぎとの相性。過去のレースはノーウエイトとはいえ、直近3年で2勝という戦績は無視できませんでした。重くても強いですしね。

 実施できれば確実にウエットコンディションになるであろう土曜日の予選では、ヨコハマタイヤを履く24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zによる2戦連続ポールと読みます。

●ゴトー(今週末もレース盛りだくさん)のウイナー予想

◎本命:#17 Astemo CIVIC TYPE R-GT
〇対抗:#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
△大穴:#19 WedsSport ADVAN GR Supra

PP予想:#19 WedsSport ADVAN GR Supra

 例年とは異なりサクセスウエイト“あり”でレースが行われる2024スーパーGT第8戦もてぎ戦は、ホンダのホームコースということでシビック・タイプR-GT勢が活躍を見せてくれるはず。なかでも17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTは速さという面で申し分なく、今回の本命になるでしょう。

 ホンダ他チームでもARTA MUGENの2台とModulo CIVIC TYPE R-GTはサクセスウエイトが軽いため上位に進出してくることが予想されますが、前戦オートポリスに続いて『シビックともてぎの相性はどうなんだ?』という懸念が残ることも事実……。

 大穴は、近年このもてぎで上位に顔を出す19号車WedsSport ADVAN GR Supra、もしくは24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zのヨコハマタイヤ勢と予想。現時点で土曜予選日が雨予報だが、同じく雨絡みの前戦では24号車リアライズがポールポジションを獲得しており、ウエット性能では負けていない様子が見て取れます。

 もてぎはストップ&ゴーが連続するサーキットなので、レース後半ではサクセスウエイトの軽い車両がブレーキへの負担などを考えると有利になるはず。ウエイト軽量マシンが予選で下位になったとしても、決勝でのオーバーテイクショーでレースを盛り上げてくれる姿を見てみたいところです。

●ハルロウ(GT取材デビューから、かれこれ16年目。アツサニモアメニモマケズ安全運営で)のウイナー予想

◎本命:#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT
〇対抗:#23 MOTUL AUTECH Z
△大穴:#100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT

PP予想:#19 WedsSport ADVAN GR Supra

 ブレーキングのスタビリティが重要になるモビリティリゾートもてぎは、ホームコースでもあるホンダ陣営との相性が抜けていると読む。その中でも、前回FCY(フルコースイエロー)中のピットインという、悔しいミスでペナルティを受けてしまった8号車ARTAが、このもてぎで汚名挽回のパフォーマンスを見せてくるはず。NSX時代より、GTもてぎでの8号車は成績がいいのも好条件だ。

 気になるのは、土曜日の雨。予選はウエットコンディションになるのが確実で、近年のGTのレースでは予選順位よりもレースペースが勝負の決め手になっているが、このもてぎはさすがに他のサーキットよりも追い抜きが難しいことから、予選の結果が前回のオートポリス以上に重要になるかもしれない。ウエットタイヤのパフォーマンスは雨量や気温によって得意なメーカーが変わってくるため、かなり読みづらい展開になりそうだ。

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