2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリント予選で4番手、セルジオ・ペレスは13番手だった。
FP1開始時、FIAはレッドブルがフェルスタッペン車のパワーユニット(PU)にシーズン6基目のICE、7基目のエキゾーストシステムを入れたことを発表した。このうちICEについてはシーズン中に使用が許されている基数を超えているため、フェルスタッペンは日曜決勝で5グリッド降格のペナルティを受ける。
なお、苦戦が続いているペレスは、今回シャシーの交換を行った。レッドブルは、ペレスの希望により、以前使用していたシャシーに戻したと述べている。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 15番手(1分11秒712:ミディアムタイヤ/30周)
スプリント予選 4番手(SQ1=6番手1分10秒409:ミディアムタイヤ/SQ2=4番手1分09秒489:ミディアムタイヤ/SQ3=4番手1分09秒219:ソフトタイヤ)
スプリント予選がスタートした途端、他より遅れを取っていると思った。バンプで苦労したので、路面の再舗装によって、運転が難しくなってしまったと感じている。
とてもバンピーで、それは僕たちのマシンにとってはいいことではない。激しく跳ねてしまい、それによってラップタイムを大幅にロスした。
レースで自分たちは最強ではないと思うので、明日のスプリントの展開がどうなるかを見ていく。もちろん、天候が影響する可能性があるけれど、様子を見る必要がある。もう少し作業が必要なことは間違いない。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 19番手(1分11秒845:ソフトタイヤ/28周)
スプリント予選 13番手(SQ1=5番手1分10秒392:ミディアムタイヤ/SQ2=13番手1分10秒024:ミディアムタイヤ)
スプリント・ウイークエンドは多少の未知数を伴う。インテルラゴスでは特にそうだ。
SQ1は良かったが、SQ2ではバランスに苦しみ、路面温度が下がっていくにしたがって、少しアンダーステアになった。ブレーキバランスを調整しようとしたけれど、結局リヤが厳しくなってしまった。
走行プログラムが少し混乱していた。最後に2回目のアタックラップを走るチャンスがあるかもしれないと考えていたが、それができずに、少し早めに一日を終えることになった。
今日はトラックコンディションで苦しんだ。明日のスプリントレースと予選に向けて、改善していきたい。