デブリの試験的取り出し成功=事故後初、廃炉向け一歩―東電福島第1原発

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2024年11月07日 13:01  時事通信社

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時事通信社

東京電力福島第1原発=3月10日、福島県
 東京電力は7日、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を完了したと発表した。回収装置が採取した5ミリ大のデブリの放射線量を測定し、作業に問題ないことを確認した上で、運搬用の専用容器に収納。約2カ月で一連の作業を終えた。

 2011年の事故後、格納容器内からデブリを回収したのは初めてで、廃炉に向けた工程は新たな段階に入った。今後、茨城県大洗町や東海村にある日本原子力研究開発機構などの4施設で成分などを分析し、本格的な取り出しに向けた研究に役立てる。 

このニュースに関するつぶやき

  • 廃炉へ向け一歩進んだのは嘘ではないが、月面着陸を目指すのに家の屋根へ上って月面へ近付いたと喜んでいるかのよう。廃炉の終着点は未だ全く見通せない。やはり原発は使い物にならず。
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