伊藤英明(49)が14日、都内で行われた完成品フィギュアの統一ブランド年に1度のフィギュアの祭典「TAMASHII NATION 2024」オープニングセレモニーに2年連続で登壇。内覧した上で「ここに足を踏み入れた瞬間、僕の心は躍り狂っています。話が長くなると思うので、飽きたら、どうぞご退席ください」と、集まった取材陣に異例とも言える“飽きたら退席願い”を口にした。
自身のフィギュアも製作、特別展示され「髪の毛、ジャケットの質感が各部位でパーツ、色彩を変えている。僕自身、幼少期からバンダイさんのファンで、自分の手元に届かなくても、展示して頂くのが感無量。それこそ、心が踊り狂う瞬間でした」と感激した。
伊藤は元々、79年「機動戦士ガンダム」81年「太陽の牙ダグラム」83年「聖戦士ダンバイン」と「装甲騎兵ボトムズ」といった日本サンライズ制作のアニメ、またタツノコプロ制作の83年「ゴールドライタン」といった、ロボット系アニメが大好きだった。その中、小学生時代に「TAMASHII NATION」の「ドラゴンボール」のフィギュア「S.H」シリーズからフィギュア愛好家になったという。
会場には「機動戦士ガンダム」の劇中でもインパクトがあったエピソード「コロニー落とし」で描かれた、コロニーの試作品が設置されていたという。伊藤は「1番、驚いたのは、コロニー…サイド7にあって建設中。(製作に)宇宙工学が入ったとか。どこに生活があるかと思って見ていた。全ての商品に通ずる、理がある。製作者の思いが詰まっていて、素晴らしい」と大絶賛。「ジオンは、これを分かっていて地球に落としたのかと…この前に、もっといたかった。20分くらいはいた」と内覧中、20分も見続けたという。
「商品化、されるって、ことなんですか? 検討中? いくらになるんですか? 要望なんですけど、ケース付きで。ほこりがかかってしまう」とメーカー側にリクエストを投げかけ続けた。
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イベント中、興奮しすぎて「何を言っているか、分からなくなった」「ありがとうございます」「すみません」を連呼。仕事を忘れ、すっかりファンに戻ってしまう瞬間も相次ぎ「すみません、仕事ですから…プライベートで来ている感覚になっちゃう」と苦笑いした。
自室でのフィギュアの設置、遊び方にも、こだわりが強いという。「僕は再現するのが好き。(設置は)歌をかけながら…気持ち悪いですよね」と苦笑い。フィギュア愛について聞かれると「良い意味で何も変わっていない。気になる商品がある度に“聖地”秋葉原にパトロールに来ています」と笑みを浮かべたが「1年、変わったのが1つ、あって」と言い直した。「昨年(TAMASHII NATIONの)ブースに『聖闘士星矢、大好きです』と書いたら(原作者の)車田正美先生のアトリエに呼んで頂き。素晴らしい瞬間…心躍りました」と言い、満面に笑みを浮かべた。
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