プラスエイトは、「結婚前と結婚後の違い」に関する調査結果を11月20日に発表した。同調査は2024年10月9日〜10月10日の期間、結婚している30代〜40代前半の男女1,077人を対象にインターネットを用いて行われた。
理想通りの結婚生活を送っているか聞いたところ、「とても理想通り」(14.1%)、「やや理想通り」(48.1%)、「あまり理想通りではない」(24.3%)、「全く理想通りではない」(13.5%)という結果になった。
また、結婚前と結婚後ではどちらの方が満足できる生活を送ってるか尋ねたところ、「結婚前」(36.0%)、「結婚後」(64.0%)という回答結果になった。
前の質問で「結婚前」と回答した人に、その理由を質問したところ、「自由な時間が減ったから」(52.3%)が最も多く、次いで「経済的な負担が増えたから」(41.0%)、「パートナーとの関係悪化したから」「理想とのギャップを感じるから」(各32.5%)となった。
一度でも離婚を考えたことがあるか聞いたところ、「ある」(41.7%)、「ない」(58.3%)という結果になった。
また、前の質問で「ある」と回答した人に、どのようなタイミング・理由で離婚を考えたのか尋ねたところ、「金銭感覚の違い」(42.1%)が最も多く、次いで「趣味や余暇の過ごし方の違い」(39.2%)、「子育ての価値観の違い」(28.7%)となった。
結婚生活の中で難易度が高いと思うものを聞いたところ、「価値観のすり合わせ」(44.2%)が最も多く、次いで「パートナーとのコミュニケーション」(37.8%)、「自分の時間の確保」(31.9%)、「経済管理」(31.8%)と続いた。
結婚後、価値観が変化したことはあるか尋ねたところ、最多は「自分のほしいものより家計を優先するようになった」(32.8%)、「自分の時間より家族の時間を優先するようになった」(32.6%)、「経済的な安定を重視するようになった」(28.7%)と、結婚を機に、家族優先の考え方や経済的な安定を重視するといった変化が上位になった。(蒲生杏奈)