ドラマ版『ゴールデンカムイ』最終回、鯉登少尉(中川大志)が登場、放送終了後に重大発表あり

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2024年12月01日 10:00  ORICON NEWS

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『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』第9話より(C)野田サトル/集英社 (C)2024 WOWOW
 野田サトル氏の同名漫画を俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)主演で実写化した映画『ゴールデンカムイ』の続きを描く『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編』(毎週日曜 後10:00、全9話)が、WOWOWで独占放送・配信中。今夜(1日)、最終回を迎える。

【画像】中川大志の熱演ぶりほか、最終話の場面写真

 その前に、1日午後2時から「まだ間に合うッ!!最終話直前一挙放送」と題して、第1話〜第8話を一挙放送も実施。さらに、午後10時〜の最終話の放送終了後、重大発表も控えているという。

 本作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーであり、魅力的なキャラクターたちが相まみえる冒険活劇。日露戦争を生き残り「不死身の杉元」と呼ばれた杉元(山崎)は、アイヌの少女・アシリパ(※リ=小文字/山田杏奈)、網走監獄からの脱獄囚・白石(矢本悠馬)とともに、金塊の在処を示す暗号の刺青を掘られた脱獄囚たちを探し始める。

 第9話「大雪山」では、アシリパを連れて帰る約束をフチとした谷垣(大谷亮平)。チカパシ(青木凰)とインカラマッ(※ラ=小文字/高橋メアリージュン)と旅を進める中、超能力者として詐欺を強要されたインカラマッが危険に晒され……。杉元たちは、第七師団に連行された白石を救うべく、旭川の本部へ潜入を試みる。潜入の秘策は、鈴川(山路和弘)が網走監獄典獄・犬童四郎助(北村一輝)に扮して聯(れん)隊長と面会するというもの。だが、鶴見中尉(玉木宏)の忠臣・鯉登少尉(中川大志)が現われ、杉元たちは最大の危機に!

■何度も調整を繰り返して完成させた鯉登少尉の眉毛に注目ッ

 白石救出のため、犬童に扮した鈴川を連れて第七師団の本部に乗り込む杉元。そこに鶴見の部下の鯉登少尉が現れる。鯉登は身体能力に優れ、一撃必殺が特徴の剣術・自顕流を使う薩摩生まれのエリート少尉。彼の登場により、杉元一行に最大の危機が迫る。

 脅威となる鯉登だが、鶴見に心酔するあまり興奮状態に陥ると早口の薩摩弁になったり、“猿叫”と呼ばれる自顕流特有の叫び声を上げたりするクセが。かっこよさの中にも個性が際立つ鯉登を演じるのは、「僕は鯉登音之進という男を誰よりも愛しています」と公言する中川大志だ。偽犬童との対峙に始まり、杉元らと繰り広げる追跡劇、鶴見とのやり取りなど、次々と訪れる見せ場はもちろん、何度も調整を繰り返して完成させた独特の眉毛など、ビジュアル面の鯉登の完成度にもぜひ注目してほしい。

■極寒の大雪山でロケを敢行! 杉元とアシリパの名シーンは必見ッ

 大雪山へと足を踏み入れる杉元たち。実際の撮影も、極寒の大雪山で行われている。ただし、大雪山は国立公園であるため撮影にはさまざまな制約が。限られた人数、機材でどのような撮影が可能か、入念な話し合いと準備を経てようやくカメラに収めることができたという、大自然の迫力あふれる映像は必見だ。さらに、そんな大雪山を舞台にした杉元とアシリパの名シーンも登場する。極寒をしのぐため寄り添いあう中、203高地の激戦の記憶が杉元の記憶に蘇る。繊細な演出も必見だ。2人の関係性の進展とともに続く物語への高揚感が高まる連続ドラマ版のフィナーレを見届けよう。

■最終話のエンディングテーマは、ACIDMAN「sonet」

 映画『ゴールデンカムイ』の主題歌で、ドラマの第1話のエンディングテーマでもある「輝けるもの」でおなじみのACIDMAN。そんな彼らの新曲「sonet」が、最終話のエンディングを締めくくる。この楽曲のテーマは、小さな出来事が最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながることを意味する言葉“バタフライエフェクト”。新たなアプローチで『ゴールデンカムイ』の世界を表現したという意欲作だ。「あの日の君の涙はいつか雨になり、きっとどこかの花を咲かす。杉元とアシリパさんたちの旅に小さな花を添えることができますように」。「sonet」が彩るドラマのクライマックスをお見逃しなく!


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