11月28日にサンクスギビングデー(感謝祭)を迎え、ホリデーシーズンに突入したアメリカ。今年は映画界が盛り上がっており、22日から公開中の『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』『ウィキッド ふたりの魔女』、27日から公開がスタートした『モアナと伝説の海2』が大ヒット。11月27日から12月1日までの興行収入が、3作品合わせて4億2000万ドル(北米)に達し、感謝祭を含んだ5日間の週末興行収入で歴代最高額となった。
「Variety」誌によれば、これまでの感謝祭時期の最高興行収入は、『シュガー・ラッシュ:オンライン』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『クリード 炎の宿敵』が公開された2018年の3億1500万ドルだったという。
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、2000年公開の『グラディエーター』の続編。監督はリドリー・スコットが続投、主人公は前作でラッセル・クロウが演じたマキシマスの息子ルシアスとなり、演じる俳優はスペンサー・トリート・クラークからポール・メスカルに代わった。
『ウィキッド ふたりの魔女』は、大ヒットブロードウェイミュージカルを『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウ監督が実写化。アリアナ・グランデがグリンダ、シンシア・エリヴォがエルファバを演じている。
『モアナと伝説の海2』は、2016年公開の『モアナと伝説の海』の続編。前作から引き続きモアナの声をアウリィ・クラヴァーリョ、マウイの声をドウェイン・ジョンソンが務めている。
日本では、現在『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が大ヒット上映中。『モアナと伝説の海2』は12月6日、『ウィキッド ふたりの魔女』は2025年春、公開予定。
(シネマカフェ編集部)