【流行語大賞】やくみつる氏、年間大賞「ふてほど」は「ギリギリのところを攻めてもう1回世に」

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2024年12月02日 15:33  日刊スポーツ

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「2024ユーキャン新語・流行語大賞」表彰式 ドラマ「不適切にもほどあある!」の「ふてほど」で受賞しあいさつする阿部サダヲ(中央)(撮影・浅見桂子)

今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日に都内で行われ、トップ10と年間大賞が発表された。TBS系1月期の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」の略語「ふてほど」が年間大賞に輝いた。


選考委員の漫画家やくみつる氏(65)が講評を述べた。「この『ふてほど』という言葉が『新語・流行語大賞』とは逆説的な親和性がある。そういった意味で、あえてやらなきゃ、というようなところがある」と切り出した。


続けて「『新語・流行語大賞』各賞を受賞した言葉の中には、コンプライアンスで使えなくなっているものも結構ございます。初期の頃には『一気飲み』なんていうのもありますが、今となってはもってのほか。そういったものをあえて、今度はギリギリのところを攻めて、もう1回世に問うてみたというドラマです」と語った。


そして「そういった意味では逆説的に『新語・流行語大賞』を想起させてくれるような言葉と思いましたので、親和性があるんじゃないかと思いました」と解説した。


◆その他トップ10入り「流行語」


▽ふてほど(年間大賞)


▽Bling−Bang−Bang−Born


▽もうええでしょう


▽50−50


▽名言が残せなかった


▽初老ジャパン


▽裏金問題


▽界隈


▽新紙幣


▽ホワイト案件

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