「もう余裕だから、終わったことなんであれだけど、こないだ風邪引いちゃって。すごいしんどくて、言えなくて」
こう語ったのは、中居正広(52)。11月30日放送の『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、少し前に体調を崩していたことを明かした。
だが周囲には言えなかったようで、「でもダメなんだよね。『しんどいんで休ませてください』って言わなきゃいけないんでしょ?」と言及。その上で、「これ僕らの世代、世代で決めつけちゃいけないけど。いま社会のルール、『しんどかったら、ちゃんと申告してお休み下さい』みたいな。その習慣がないからさ。黙ってるしかないよね」と、体調不良を申告せずに仕事を続けてきたという。
そんな中居は、「黙ってるってこともダメなの? いや、流石に『インフルエンザになりました』って突破することはないよ、うん。風邪ぐらいだったら別に突破しても良い? ダメなの?」とスタッフに質問。
スタッフが「調子悪い人を働かせちゃいけないから」と返答すると、「オンエアでは元気だけど、その時、『しんどい』とか言ってないから。聞かれもしないし。でもね、しんどかったのよ。何がしんどかったって、喉がイガイガするなぁとか、鼻出るなぁとか」と具体的な症状を告白。「小っちゃいクリニックに行って、お薬もらって」と、病院で診察してもらったという。
|
|
中居は「全然治ったけど、しんどかった〜。ああいう時、どうすりゃいいんだろうね? ホントに」と漏らしつつも、「いま、『お休みします』って言いやすくなったのかな? やっぱお休みする人、よく聞くね。『ちょっと体調崩したのでお休みします』とか。でも良かったよね。僕なんかの時代は根性論みたいなのでいって、『ちょっと甘いな』とか『気合が足りないんじゃないかな』って」と時代の変化を喜んでいた。
『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)や『だれかtoなかい』(フジテレビ系)など、テレビ各局でレギュラー番組を抱える中居。今年10月からは新たなトーク番組『THE MC3』(TBS系)がレギュラー化し、フジテレビが生中継したMLBワールドシリーズ第5戦にも“応援サポーター”として出演するなど引っ張りだこだ。
テレビでは元気に振る舞っているだけに、ラジオで告白した体調不良にニュースサイトのコメント欄では、《風邪ぐらいで休むなって言われてきた世代ですよね》《冠番組持ってると難しいね》と共感する声や労う声が続々。
いっぽう少し前には、ファンの間で中居の“異変”も指摘されていた。浅野ゆう子(64)がゲスト出演した11月18日放送の『THE MC3』(TBS系)では、放送中にXでこんな声が上がっていたのだ。
《中居くん風邪気味じゃない声かすれてるちょい心配》
《中居くん声 だから今日言葉少なめなの?》
《中居くん、声枯れてるね 無理しないでね》
|
|
「中居さんは笑顔でトークをしていましたが、声がかすれていただけでなく、いつもより発言も控え目な印象でした。また時おり、口を真一文字に結んで飲み込むような仕草も。いつ収録されたかはわかりませんが、こうした小さな変化を見逃さなかったファンもいたようです」(テレビ誌ライター)
’22年11月上旬から休養に入り、一時は“激ヤセ”した姿が心配されていた中居。’23年1月放送の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)で本格的にテレビ復帰したが、現在も病名は明かしていない。
「番組を盛り上げるトークに定評のある中居さんですが、自身のプライベートを明かすことはほとんどありません。SMAP時代からスターとして第一線を走り続けてきたことから、現在も“中居正広”に徹することを心がけているといいます。
もともと中居さんは周囲に“大丈夫?”と気遣われることは、“プロとして失格”と考えています。自分の都合で仕事に穴をあけることも、“言語道断”だと話していました。収録の際も事前に台本やゲストの情報をすべて頭に入れて臨むといいますし、ストイックな仕事ぶりを貫いてきました。
11月30日放送のラジオでは全盛期に比べて『全然働きすぎじゃないから』と笑い飛ばしていましたが、やはり根底には“休みたくない”というプロ意識があるのでしょう」(芸能関係者)
|
|
今年3月中旬に本誌が目撃した際は、すっかり体形も戻り、足取りもしっかりとしていた中居。長く活躍してもらうためにも、無理はしないよう願うばかりだ。
動画・画像が表示されない場合はこちら
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。