バイエルンは12月1日、イングランド代表FWハリー・ケインの負傷について発表した。
ブンデスリーガ第12節が現地時間11月30日に行われ、バイエルンは敵地『ジグナル・イドゥナ・パルク』でドルトムントと対戦。今シーズン最初の“デア・クラシカー”は、27分にジェイミー・バイノー・ギテンスが先制点を挙げたものの、85分にジャマル・ムシアラが同点ゴールをマークし、1−1のドローで終了した。
ケインは開幕から12試合連続で先発出場したものの、ドルトムント戦では33分に負傷交代。試合後、バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督は「ハリーはそれほどひどくはないと言っていたけど、検査を受けなければならない」とコメントするに留め、状態に大きな注目が集まっていた。
クラブの発表によると、バイエルンのメディカルチームが行った検査の結果、ケインの右ハムストリングに小さな筋繊維断裂が確認されたという。全治期間は明かされておらず、クラブは「当面の間ケインを欠くことになる」とのみ発表。ドイツメディア『スカイスポーツ』は、最大2週間の戦線離脱を余儀なくされる可能性があり、現地時間3日にDFBポカール・ラウンド16のレヴァークーゼン戦の欠場はほぼ確実と指摘している。
バイエルン在籍2年目を迎えたケインは、ブンデスリーガでここまで14ゴール7アシストをマークしているほか、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合出場5ゴール1アシスト、DFBポカールで2試合出場1ゴール1アシストという成績を残し、コンパニ監督率いるチームの主軸として活躍している。
なお、バイエルンはレヴァークーゼン戦を終えると、ブンデスリーガのハイデンハイム戦やCLのシャフタール戦を控えている。
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