マーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』よりメイキング写真が解禁された。
スパイダーマンの宿敵として知られるクレイヴンの誕生物語を描く本作。野獣のようなパワーとスピードを持ち、動物との意思疎通も可能なヴィランであるクレイヴン。映画では、彼がいかにして最強のハンターとなったのかが描かれる。
本作でクレイヴンの父親、ニコライ役を演じるのは、数々の名作に出演してきたアカデミー賞俳優ラッセル・クロウ。ニコライは裏社会で強大な力を持つ冷酷な殺戮者であり、息子を容赦なきハンターに導くというキャラクターだ。
J・C・チャンダー監督は「これは家族の物語であると同時にギャング映画でもある」と、ニコライを通して裏社会の暴力的な世界が描かれると語っている。
ニコライは息子である少年クレイヴンに、「強き者だけが生き残る」「唯一、恐ろしい動物は人間であるべき」であるという自身の考えを叩き込むため、30人以上の人間を殺しているとうわさの巨大ライオンの狩猟に連れ出す。この狩りの際にクレイヴンは巨大ライオンに襲われて噛まれ、その血を体内に取り込んだことで<百獣の王>の力を全身に宿し、容赦なきハンターと化すことになる。
この度解禁されたメイキング写真には左手に猟銃を持ち、鬼気迫る表情で撮影に挑むラッセル・クロウの姿が捉えられている。
ラッセル・クロウの迫真の演技と、アーロン・テイラー=ジョンソン演じるクレイヴンとの親子関係にも注目が集まる。
『クレイヴン・ザ・ハンター』は12月13日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)