「今は勉強をしているのがほとんどでしょうか」
11月25日、秋篠宮さまは59歳のお誕生日に先んじて臨まれた記者会見で長男・悠仁さまのご様子についてこのように述べられた。現在、高校3年生の悠仁さまは、他の同年代の学生たち同様、大学への進学を目前に控えられている。
「悠仁さまは昆虫の生息環境などの『自然誌』を学ぶことができる大学への進学を目標にしていると報じられてきました。進学先については、そのような学問が学べる東京大学や東京農業大学などではないかと言われ、筑波大学も有力視されてきました」(皇室担当記者)
そんな中、本誌12月3日発売号では悠仁さまが筑波大学の推薦入試を受験されていたことを報じている。宮内庁関係者からの情報をもとに、受験日に大学を訪れると大学の門の前には複数のテレビ局のカメラをかまえたクルーたちが集まっていた。
11月28日と29日、2日にわたって行われた筑波大学の推薦入試(学校推薦型選抜)。悠仁さまがどの学部を受験しているのかは定かではないが、ご進学先として有望視されているのは「生命環境学群・生物学類」だ。この学群の学校推薦型選抜では、大学入学共通テストは課されず小論文と面接で合否が決まるが、推薦入試といえども、令和5年の生物学類では受験者29人に対し合格者は20人と、全員が合格できるわけではない。
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前出の皇室担当記者は、この夏、筑波大学の推薦入試に挑まれる“予兆”のようなものがあったと明かす。
「悠仁さまは9月6日に18歳を迎えられました。成年式にあたってはさまざまな儀式が執り行われます。しかし、今年3月の時点で “高校3年生として学校生活を送りつつ、進学に励まれる大切な時期”ということで成年式は来年3月の高校ご卒業以降に行われると発表されました。皇室には、大学を卒業するまでは学業を優先するという不文律があるので、儀式より学業を優先するのは当然のことなのです」
だが、今夏のスケジュールは受験生の夏としては異例なものだったという。
「当初進学先の候補としては、筑波大の他にも紀子さまが東京大学も考えられているという報道もありました。しかし、東京大学の推薦入試には、筑波大学と違って大学入学共通テストで8割以上の得点が必要です。受験の天王山とも言われる高校3年生の夏の時期、当然悠仁さまも学業に励まれるのかと思ったのですが……。
悠仁さまは『全国高校総合文化祭』の開会式などに出席するため、7月31日から2日間岐阜県を訪問され、8月26日には京都で開催された『国際昆虫学会議』の開会式にも参加されたのです。受験生が追い込みをかける夏の時期に複数回地方を訪問されたことに、宮内庁内でも“受験生とは思えない”という声が上がったそうです。
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直近も、共通テストまで残り2ヵ月を切るような時期にも関わらず、悠仁さまは薨去された百合子さまのお通夜や斂葬の儀に参加されていて、お忙しいのに大丈夫だろうかと心配しておりました。ですが、共通テストを受験しないということであれば、余裕があるのも説明がつきます」(前出・皇室担当記者)
合格発表は12月11日。公務のかたわら勉学に励まれてきた成果が報われることを祈るばかりだ。
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