「愛子さまが12月1日に23歳のお誕生日を迎えられました。その直前に侍従職から“愛子内親王殿下のご様子”と題された文書が報道陣に配布されています。この1年間のご活動について記載されているのですが、A4判用紙で6枚にもおよび、日々の充実ぶりが伝わってきました」
そう語るのは皇室担当記者。
日本赤十字社にお勤めになりながら、新たなご公務や宮中祭祀に励まれた充実の1年間の中でも、愛子さまには大きな心残りがあるようだ。
「愛子さまは両陛下とともに、全国各地で毎年のように発生する豪雨などの自然災害の被害も案じられており、被災した方々にお心をお寄せになっているそうです」(前出・皇室担当記者)
その中でも、愛子さまが特に心配されているのが能登地方だ。
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「9月に志賀町と七尾市を訪問し、能登半島地震からの復興状況を視察される予定でしたが、記録的な大雨により石川県内で大きな被害が発生したことを受けて、訪問をとりやめられました」(前出・皇室担当記者)
1月の大地震に続き、9月には豪雨に見舞われた能登地方。11月26日にも震度5弱の地震が発生するなど再び災害が続いている。
ある宮内庁関係者は次のように言う。
「両陛下は10月23日に宮内庁を通じて石川県に見舞金を贈られました。被災者の苦境に身を切られるような思いをされているのです。
両陛下はすでに3月22日に輪島市と珠洲市、4月12日に穴水町と能登町をお見舞いされました。しかし、いまだに避難所生活や断水生活を余儀なくされながら、また冬を迎える人々を励まされるために、実は天皇陛下と雅子さまは今年3度目の石川県ご訪問を検討されているのです。時期は雅子さまのお誕生日(12月9日)以降の12月中旬で、地域は豪雨被災地となると聞いています」
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3度目の能登ご訪問を希望されながら、ご多忙のためにかなわず、ついに悲願を果たそうとされている天皇陛下と雅子さまのために、愛子さまもご決意を固められているという。
「訪問される地域の復興状況や、人々がどんな問題を抱えているかなどの情報の整理は必須といえます。愛子さまは両陛下のためにそうした資料の作成を申し出られているそうです。愛子さまにはおつとめやご公務もありますが、それこそ徹夜もいとわないご覚悟と伺っています」(前出・宮内庁関係者)
もちろん愛子さまご自身も近日中の目標をお持ちだ。
「両陛下のご訪問以降、愛子さまの石川県ご視察計画は再始動すると思われます。また百合子さまの薨去で取りやめになった埼玉鴨場での外交団接遇も冬の間に行われる見込みです」(前出・皇室担当記者)
来年に配布される“愛子内親王殿下のご様子”が、さらに厚くなることは間違いない。
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