お笑いコンビの男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)がナビゲーターを務めるJ-WAVEの特別番組『HENAI -丸搾電波-』を、12月15日(日)25:00〜27:00にオンエアする。
同番組は、男性ブランコの2人が偏愛してやまないものや楽曲について語り、オリジナルラジオドラマ「偏愛ドラマ」を演じるなど、徹頭徹尾“偏愛”をテーマにした特別プログラムだ。放送に先駆けてここでは、番組収録の密着取材の模様を紹介する。
15日(日)のオンエア開始から1週間、以下から再生可能だ。
男性ブランコの2人が偏愛するものを語り合う
日曜日の25時。J-WAVEにおいてこの時間帯は、第二日曜日以外放送休止となるのだが、今回は特別に男性ブランコがジャック。週末の喧騒を終え、新たな週はじめに向かう静かな夜に最適な優しい声と軽やかな語り口で、ある特定のものや人だけを偏って愛すること=偏愛にまつわるさまざまなコーナー・企画を展開する“愛を搾りに搾る”2時間をお届けする。
番組では、浦井と平井が偏愛するものについて話すコーナー「偏愛トーク」を通じて、それぞれの趣味・嗜好が詳らかになる場面もあった。浦井が幼少期から30年以上にわたって好きだというプラモデルへの偏愛を熱弁すれば、平井が口にしたのは生き物への偏愛だ。
平井は今年2月、広大な熱帯雨林を有する東南アジアの島・ボルネオ島へ渡航している。目的は野生動物の観察。野生動物の魅力について平井は「剝き出しの生命力を感じるときにドキドキする」と力説した。浦井によれば、平井はボルネオ島の旅に感銘を受け過ぎたせいか、帰国後に再会すると開口一番「来年も(海外に)行かせてほしい」とお願いしてきたという。無事に浦井の許可を得た平井が、2025年に訪れる予定の国はどこで、現地で見ようとしている動物は何なのか。
こうした個々が偏愛するものとともに、コントに重きを置いて活動する男性ブランコの「コント偏愛」もフィーチャーされた。「吉本新喜劇」「めちゃ×2イケてるッ!」など、素人時代に影響を受けたコント番組について振り返る2人。その後、芸人になってから「嫉妬するほどおもしろい」と感じたコントの話題になったのだが、浦井と平井が「大阪時代からとんでもなかった」「衝撃的におもろい」「憧れの存在」など揃って絶賛した先輩コント師とは?
浦井が「泣きに泣いた」という「今年一番偏愛した曲」とは?
また、音楽への偏った愛を深堀するコーナー「偏愛ミュージック」では、「今年一番聴いた曲・今年一番偏愛した曲」について言及された。浦井が挙げたのは、旅行で訪れたニューヨーク・ブロードウェイで観劇したミュージカルの曲。上演作品は全編英語のため「一言も何を言ってるかわからなかった」としながらも、その曲が流れた瞬間「泣きに泣いた」という。言葉が理解できずとも、浦井が感涙したミュージカルの楽曲は何だったのか。ぜひ、放送で確かめてみてほしい。
このほか、リクエストワードを浦井が持ち前の低音ボイスで読み上げる「偏愛ボイス浦井」、「わたしの偏愛自慢」といったリスナーの投稿によるコーナーや、偉人たちの愛にまつわる格言を紹介する「愛のことのは」、『リャマ』『心配ないからね』と題した2本の「偏愛ドラマ」もオンエアする。さらに、ハマる人にはハマる“偏愛系芸人”として男性ブランコの2人が、同じように好きな人は好きな“偏愛系ドリング”であるサントリーの果実炭酸飲料「サントリー天然水 FRUIT−SPARK グレフル&レモン」(フルスパ)を飲む一幕もあった。
収録を終えると、平井は「リスナーの方からの愛、自分たちの愛、この番組を作ってくださったスタッフさんたちのラジオ愛、サントリーさんのフルスパへの愛……。全て凝縮されたとんでもなくおもしろいビッグ・カオスフルーツの丸搾りができました。その一滴味わいあれ!」といい、一方の浦井は「僕らの好きなことをただしゃべるだけという環境をいただけたことが有り難いと感じました。また、自分の偏愛を語りつつ、リスナーさんの偏愛もいろいろ教えていただいたのですが、『あ、そういうのがお好きなんですね』と、皆さんの“好き”の幅がかなり広くて。聴いていて何だか豊かな感情になりましたね」と感想を述べていた。
(取材・文・撮影=小島浩平)
番組情報
HENAI –丸搾電波–
日曜日
25:00-27:00
男性ブランコ
オフィシャルサイト