2024年も残すところあとわずか、X(Twitter)の模型界隈(かいわい)では、ハッシュタグ「今年1番の完成度のプラモが見たい」が盛り上がりを見せています。多くのモデラーがこの1年、精魂をこめた力作・傑作が続々集結!
●通常のガンプラをデフォルメサイズに改造
ミズノ屋さんが作った「ν(ニュー)ガンダム EGエディション」もその1つ。頭身こそデフォルメサイズですが、その大部分は通常頭身の「ENTRY GRADE 1/144 νガンダム」で作られているというのだから驚きです。
製作にあたっては、キットを切断して手足を短縮する大手術を敢行。BB戦士シリーズのνガンダムから頭部を流用し、「自分の思うベストプロポーションなSD νガンダム」を作り上げました。これだけキットをいじりながら、ほぼ無塗装で仕上げているのもすごい。
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●電動ギミックで「めぐりあい宇宙」の名場面を再現
ノノリベースさんは、映画「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」のワンシーンを再現。図らずも敵味方に分かれていたシャア(キャスバル)とセイラ(アルテイシア)のきょうだいが、戦場でニアミスする名場面です。
台座にはディテールアップしたシャア専用ゲルググとコアブースターを配置。ビームナギナタを持ったゲルググの手首にモーターを仕込んで回転させ、妹をあやめかけた危うさを際立たせています。いや、映画ではそこまで殺意高くなかったけれども。
●ガンプラがポケモンに変身!?
ポポゴリラさんが作ったのは「HGドラパルト」。モチーフはポケモンでありながら、素材はガンプラなのです。
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ガンダムルブリスやガンダムファラクトなど、「水星の魔女」の機体を組み合わせて作られた姿は、言うなれば「メカドラパルト」。メカメカしいフォルムは完成当時、「未来のパラドックスポケモンみたい」と話題を呼びました。
同ハッシュタグには、ガンプラに限らず多数の作品が投稿。リアルな戦車のジオラマや、「ビー玉発車機構付きドラえもん」や「成人向け雑誌自販機がある昭和の風景」などバラエティ豊富です。
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