月の年金37万円・資産4000万円で「月2回の安いゴルフに、図書館で本を読むのが楽しみ」65歳男性のリアルな老後生活

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2024年12月12日 20:11  All About

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老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福岡県在住65歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、福岡県在住65歳男性のケースをご紹介します。

回答者プロフィール

回答者本人:65歳男性
同居家族構成:本人、妻(64歳)
居住地:福岡県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:900万円
現在の資産:預貯金1500万円、リスク資産2500万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金37年

現在受給している年金額(月額)

老齢基礎年金(国民年金):6万円
老齢厚生年金(厚生年金):14万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):企業年金11万円、個人年金保険6万円(70歳まで)

配偶者の年金や収入:老齢基礎年金90万円(年額、来年から)、給与収入80万円(年額)

「年金と業務委託の報酬で生活できる」

現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。

その理由として「年金と業務委託の報酬でなんとか生活できている」からと語っています。

ひと月の支出は約「30万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。

「夫婦ともに贅沢ができない性格」

年金で足りない「旅行費用などは貯蓄」で賄っているという投稿者。

前述のように年金以外に業務委託の報酬があり、「スタートアップ企業の営業顧問」として「週1〜2日の出社、およびリモート会議をしている。報酬は月約6万円程度でボランティアのつもり」とのこと。

年金生活においては「夫婦ともに贅沢ができない性格なので、基本的に各自の収入内で生活し、余った部分は貯蓄や投資に」回しているそう。

現役時代から「ローンなどの借金はせずに、マンションや車も現金で購入」していたとあり、若いうちからしっかりと家計管理をされていたようです。

「もっと早くから投資をしておけば」

現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「もっと早くから投資をしておけば良かった」とコメント。

また「年金を繰り下げすべきであったか?」とあり、年金の受給年齢についても迷いがあったようです。

いっぽうで、老後生活の楽しみは「年に1回ずつの海外旅行と国内旅行や、月に2、3回の安いゴルフ、図書館で本を借りて読む」と自由時間の過ごし方も教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • リッチすぎる老後ですなぁ
    • イイネ!1
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