『光る君へ』乙丸役・矢部太郎、まひろとの“最後シーン”は「すごく長いようで一瞬のような…」

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2024年12月15日 21:25  ORICON NEWS

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大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、乙丸を演じた矢部太郎の声を紹介する。

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――『光る君へ』の乙丸について

本当に忠義の心といいますか、まひろさん、ちやはさん、賢子さま、皆さまをお支えできたらなという気持ちで、それが本当に一生通せたっていうのは幸せな乙丸はそういう人生だったんじゃないですかね。本当に乙丸の人生が第一回からずっとあったような気がして、もうきっとまひろさんについていって、このままもう帰るところないですし、もう終わりまでっていう気持ちなんだと思うので幸せなんじゃないですかね。

――印象に残っているシーン

第一回の雨がポツンって降るところから始まって、お部屋に入れてもらって、それが従者もそういうふうに入れてくれるっていうのが、すごく為時家の優しさがあるシーンだなってあのとき思っていたんですけど、最終回まひろさんが「嵐が来るわ」と言って終わるっていうのも、ちょっとつながっている感じがするなって。雨が来て始まって、嵐が来るっていうような。そういうふうにきょう最後のシーンを撮影しながら思っていましたね。

でも最後の歩いたところはすごく印象的ですね。ずっとちょっと忘れられないんじゃないかなっていう。二人でずっと歩いていくっていうのは、本当に周り何もなくて二人だけで、撮影しているスタッフさんもいなくて、ドローンがすごく遠くから飛んでいるだけだったので、なんとも言えない気持ちでかなり長い距離を歩いて、いろんなことを思いましたね。これといって話すでもなく歩いていくっていうのが、すごく長いようで一瞬のような本当に不思議な時間でしたね。

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