『光る君へ』ファーストサマーウイカ、ききょう役を全う「一瞬で終わっちゃった」

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2024年12月15日 21:45  ORICON NEWS

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大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、ききょうを演じたファーストサマーウイカの声を紹介する。

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――ききょうを演じきって

ききょうは神出鬼没で突然出てきたり、突然いなくなったり、物語の中でしたので、合計するとそんなにたくさんめちゃくちゃ現場にいたかというとそうではなかったから、本当に一瞬で終わっちゃったような感じです。

――ききょうにとってのまひろという存在

本当にこの二人の関係っていろんな捉え方と解釈がきっとあるし、『光る君へ』の一つの描き方として、今回まひろとききょうの関係値がありましたけど、紫式部と清少納言でいうところとまた違ったね、アナザーストーリーとしてのまひろとききょうがいるというふうに私は思いますけど。

私は「友だちだよね」って人に面と向かって言うのは恥ずかしいような、独特な立ち位置にまひろはいたような気がして。「私たち親友だよね」みたいな。「ズッ友だよね」ってたぶん互いに口に出して言ったりとかの関係値では最後はなかったかもしれない。

若いときはそうだったかもしれないですけど。でもそういう存在のほうが得ようと思っても得られないというか。なんていうんだろう…友だちっていうのかな…ライバルみたいな。けど常に自分の半径数メートル以内にいて、無視できない存在。好きだけどちょっと腹が立つとか、ちょっと嫉妬するとかっていう。そういう存在はお金でも買えないし、欲しいと思っても容易く手に入れられる存在じゃないから。

ある種、家族より手に入れるのは難しい存在なのかなっていうのは全話通して。だからこそお互いに刺激をもらいに晩年というか、年を取ってからは会っていたりしていたんだろうなって、友だちっていうことばの幅広さを感じますね。「ライバルとは言いたくない」っていうふうなプライドが出てくるような立場の人。「え!そんなの全然眼中にないんだけど、ないけど、うん」みたいな。ちょっと強がってしまいたくなるような立場の人。それはある種、かけがえのない人だなと思いますね。

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  • 完全に史実無視ではあるけど、紫式部と清少納言が最後まで良きライバル、良き友として描かれて良かった。
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