大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原斎信を演じた金田哲の声を紹介する。
【濃厚ラブシーン】吉高由里子に柄本佑が覆いかぶさって…――藤原斎信を演じきって
初めての大河ドラマで本当、しかも御曹司のF4の一人、四納言の一人。震えましたけど、本当に人に恵まれて、簡単なことばに聞こえるかもしれないですけど、本当にこのメンバーがよかったな、このメンバーじゃなきゃできなかったなと。最後の最後まであそこまでいけなかったなと思いました。
本当に感謝ですし、勉強になりましたし、今回限りとは言わず、ちょっと自分も修行しながら、冒険しながら、挑戦しながら。またちょっと一緒にできるようにやっていきたいですね、今後も。間違いなく金田哲としても、この『光る君へ』は出世作になったんじゃないかなと思います。でもホッとしました、本当に。
――公任と二人、歌を詠むシーン
一人いなくなり、二人いなくなりっていう中で、最後公任とのあのシーンは、ちょっと我慢しましたけど、本当に感動しましたね。昔キャッキャ言ってたあの時代のみんなで打毬やったり、矢を壺に入れたり、双六やったり。みんなの笑顔が本当にちょっと走馬灯のようになってきて、本当に涙ぐみましたね。
――藤原斎信として過ごした時間
ものすごく有意義で、豊かで、同じものをみんなで作っているアオハルな時期という感じですね。今、本当にちょっとなんて言ったらいいんですかね。あの青春が終わってしまった心にポッカリ穴が空いたような感じで。何も考えていなかったら、あしたそのまままたNHKさんにきてそうな、まだ実感はないですね。この1年半はおとぎ話のいい夢を見ていた感じです。街を歩いていたらいろんな人に声をかけていただけたので、本当にこれを機に藤原斎信という男を知っていただいたのに貢献できたのは光栄ですし、斎信は最後、大臣になりたかっただろうなって本当に思いましたし、感謝しかないですね。