元AKB48でタレントの鈴木優香(24)が、1月1日から芸能事務所LIBERAに所属しており、このほど取材に応じた。
約1年半前に前事務所退所後はフリーでYouTubeでの動画配信などで活動していたが「活動の幅を広げてさらなる飛躍の1年にしたい」とリスタートへの意気込みを語った。
昨今はチャンネル登録者数約36万人のYouTubeに週2回ペースで投稿する新幹線やフェリー、寝台特急、個室夜行バスなどに乗って旅へ向かう動画などが人気を博している。最近も大分・別府をフェリーで訪れ、地獄めぐりを行った模様などを公開。先月だけで登録者は約4万人増えたといい「うれしかったですね。まだやったことないことや、やりたいこともあるのでペースを落とさず、登録者も増やしていきたいです。75万人が目標です!」と力を込めた。
今回のLIBERA入りで、YouTubeに加え、テレビ出演やスタイルの良さを生かしたグラビア活動なども活性化させていきたいといい「まだ地上波の番組にあまり出たことがないので出たいですね。『さんま御殿』とかは憧れです。グラビアも最近できていないのでやりたいです。雑誌の表紙に載ることが目標ですね」と掲げた。
10代の頃に地下アイドルとして活動を始め、19年10月にAKB48にチーム8静岡県代表として加入した。次世代エース候補の1人として期待されていた直後、週刊誌で熱愛疑惑を報じられ、活動休止も経験した。
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当時について「結構破天荒でしたし、AKB48に入れて調子に乗っていた部分がありました。今思えば幼稚でした」と振り返りつつ「最近やっと地に足が降りてきて歩けるようになりました。落ち着いて大人になったなと思いますし、今後も変わらず歩いていきたい」と誓った。
最近はYouTube視聴者らから「昔は嫌いだけど最近好きになりました」と言われることが増えたと明かし「私も自分が嫌いな時期があったのでそうやって見直してくれるのはうれしいです。そう思ってもらえるように頑張ろうと思っています。昔は根拠のない自信で『なんとかなるでしょ』と思ってやっていましたが、実際は何とかならなくて。コツコツと思いを込めないとYouTubeの動画も見られないですし。1つ1つの物事を慎重に考えるようになりました」と語った。
AKB48時代のキャッチフレーズ「富士山よりもビッグになりたい」という思いに変わりはないという。「最近はあの頃を知らないファンの方も増えてきました。今年は毎日これを頑張ったなと言えることがある1年にしたいです」。
先月に別府を訪れた際には、かまど地獄でスタッフに温泉たまごを勧められ「昔、AKB48の方やYouTuberの方も食べました」と紹介されたという。「番組の企画で小栗有以ちゃんとかが来ていたみたいでサインもあって。私も同じチームだったんだけどなあ…と思いながら聞いていました(笑い)。カメラも持っていたんですけど、自分からは(素性を)言わなかったですし、もっと名前を広めて次は言ってもらえるように頑張ろうと思えましたね」。
今は芸能生活の第5章目のスタートとした。「最初が地下アイドル時代、次がAKB48、その次がAKB48を辞めたあと、その次がYouTubeで、その次が今です。撮影で乗り物に乗っている時に私の動画を見て予約して乗った子に出会ったこともありました。いつか、かまど地獄で私もサインを書けるようになります!」。
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しっかりと踏みしめながら、鈴木が新たな門出をスタートさせた。【松尾幸之介】
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