ドルトムントFWハラー、レガネス移籍が打ち切りに…古巣ユトレヒトへの加入が決定
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2025年01月10日 09:33 サッカーキング
ドルトムントは9日、レガネスにレンタル移籍していたコートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーの移籍打ち切りと、ユトレヒトへのレンタル移籍を発表した。
現在30歳のハラーはこれまでオセールやユトレヒト、フランクフルト、ウェストハム、アヤックスなどでのプレーを経て、2022年7月にドルトムントに完全移籍した。しかし、直後に悪性の精巣腫瘍が判明し、複数の手術や化学療法を受け、戦線を離脱。半年後に復活を果たすと、昨年2月にはアフリカネーションズカップ2023(AFCON)でコートジボワール代表の4大会ぶり3度目の優勝に貢献していた。
そんなハラーは昨年8月にレガネスにレンタル移籍となったものの、今シーズンここまで9試合の出場で無得点に終わっていたことから、双方の合意により、レンタル移籍が打ち切りとなることが決定。後半戦は、7年半ぶりに古巣のユトレヒトでプレーすることとなった。
背番号が「91」に決定したハラーはユトレヒトのクラブ公式サイトで「まるで家に帰ってきたかのような気分だ」と喜びのコメントを発表している。
「もちろん、いい思い出のある場所に来ることはとてもいいことだ。見慣れた人々や見慣れた道路が目に入る。本当にいい気分になるよ。みんな僕の状況を知っている。5カ月間どこかで自分を見せたかった。僕は30歳ですでにたくさんのことを経験してきた。だから、妻と子どもを一時的に残してどこかに出かけることは簡単なことではない。そんな短期間で行きたいクラブは一つだけだった。ユトレヒトでなかったらこのような一歩を踏み出すことは難しかっただろう」
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