ホンダ、2025年のモータースポーツ活動計画を発表。フラガ、小出のスーパーフォーミュラ参戦が決定

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2025年01月10日 11:40  AUTOSPORT web

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2024スーパーフォーミュラ公式テスト/ルーキーテスト イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)
 1月10日、ホンダは2025年モータースポーツ活動計画を発表し、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するドライバーラインアップのうち、未定(TBA)となっていた3名を明らかにした。

 ホンダ/HRC(ホンダ・レーシング)は2024年12月11日に東京都内で2025年四輪モータースポーツ体制発表会を開催。その場でスーパーGT GT500クラスやスーパーフォーミュラ、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権などの参戦体制が発表されたが、ホンダ/M-TECエンジンでスーパーフォーミュラを戦う8台のうち3台はドライバーが未定となっており、続報が待たれる状況だった。

 10日午前にはThreeBond Racingが三宅淳詞の継続起用と塚越広大の監督就任を発表していたが、続けて同日に発表されたホンダの2025年モータースポーツ活動計画において、残る2名のドライバーについても発表された。

 1台体制のB-Max Racing Teamは小出峻が、そしてPONOS NAKAJIMA RACINGの残る1台、65号車はイゴール・オオムラ・フラガと、12月11〜13日に行われた鈴鹿公式テストでもステアリングを握った若手ふたりがそれぞれ名を連ね、国内トップフォーミュラに昇格を果たすことになった。

 小出は現在25歳、2022年にFIA-F4選手権のチャンピオンに輝くと、2023年から全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFライツ)とスーパーGT GT300クラスに参戦。2024年はSFライツのシリーズタイトルを獲得した。

 オオムラ・フラガは、石川県で生まれブラジルで育った現在26歳の日系ブラジル人。欧州でのキャリアを経て2023年シーズンより活動の拠点を日本に移し、GT300クラスやSFライツに参戦。2024年はスーパーフォーミュラに参戦するPONOS NAKAJIMA RACINGのリザーブドライバーを務めていた。また、グランツーリスモをはじめとするeスポーツレースでもトップ選手のひとりとしてその名を知られている。

 今回のホンダのモータースポーツ活動計画発表により、21台のドライバーラインアップが出揃った2025年のスーパーフォーミュラ。新人ドライバーも増えるなか、どのような戦いを見ることができるだろうか。

■2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権
ホンダ/M-TECエンジン使用チームラインアップ
No.TeamDriver5DOCOMO TEAM DANDELION RACING牧野任祐6DOCOMO TEAM DANDELION RACING太田格之進12ThreeBond Racing三宅淳詞15TEAM MUGEN岩佐歩夢16TEAM MUGEN野尻智紀50B-Max Racing Team小出峻64PONOS NAKAJIMA RACING佐藤蓮65PONOS NAKAJIMA RACINGイゴール・オオムラ・フラガ

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