劇場アニメ『ベルサイユのばら』、早見沙織、小野賢章ら追加キャスト発表 激動のオスカルPVも公開

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2025年01月10日 19:11  クランクイン!

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劇場アニメ『ベルサイユのばら』への出演が発表された(上段左より)平野文、大塚芳忠、早見沙織、(中段左より)山野井仁、大塚明夫、(下段左より)島本須美、小野賢章 (C)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
 劇場アニメ『ベルサイユのばら』より、追加キャストとして、平野文(ノアイユ夫人役)、大塚芳忠(ルイ15世役)、 早見沙織(ロザリー役)、山野井仁(ダグー大佐役)、大塚明夫(ブイエ将軍役)、島本須美(ジャルジェ夫人役)、小野賢章(ロベスピエール役)の出演が発表。併せて、オスカルの熱き生き様が描かれた<激動のオスカル>PV、凜々しいオスカルの場面写真も公開された。

【動画】オスカルの熱き生き様を刮目せよ!劇場アニメ『ベルサイユのばら』激動のオスカルPV

 1972年より「週刊マーガレット」(集英社)にて連載され、現在累計発行部数は2000万部を突破した漫画は、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化など、数々の方面で社会現象を巻き起こし、少女漫画界に金字塔を打ち立てた。連載開始から50年以上の時を経てなお、全く色あせない『ベルサイユのばら』の世界。そしてオスカルたちの生き様。その物語が、新たな劇場版となって幕を開ける―。

 監督は吉村愛、脚本は金春智子、キャラクターデザインは岡真里子、音楽プロデューサーは澤野弘之、音楽は澤野と共にKOHTA YAMAMOTO、そしてアニメ制作はMAPPAが担当する。

 キャストには、将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェを沢城みゆきが、オーストリア出身のフランス王妃マリー・アントワネットを平野綾が、オスカルの幼なじみの平民アンドレ・グランディエを豊永利行が、容姿端麗なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンを加藤和樹が担当。

 ほか、衛兵隊の一員で、オスカルも一目置くほどの剣の腕前を持つアラン・ド・ソワソンを武内駿輔、オスカルが近衛隊隊長を務めていたときに副官として従っていたフローリアン・ド・ジェローデルを江口拓也、パリの新聞記者でオスカルが市民の困窮を理解するきっかけを作った人物・ベルナール・シャトレを入野自由、ルイ15世の孫でマリー・アントワネットの夫・ルイ16世を落合福嗣、オスカルの父であり、ジャルジェ伯爵家の当主でフランス王室に忠誠を誓うジャルジェ将軍を銀河万丈、アンドレの祖母でオスカルの乳母・マロン・グラッセ・モンブランを田中真弓が務める。

 主題歌は本作のために書き下ろした絢香による「Versailles - ベルサイユ - 」。ナレーションには、宝塚歌劇がきっかけで『ベルサイユのばら』の大ファンになり、本作への参加も自ら立候補したという黒木瞳が起用された。

 この度、原作でも愛される名脇役キャラクターを演じる追加キャスト7名が解禁。フランス王室に嫁いできたアントワネットの教育係のノアイユ夫人役に、『うる星やつら』ラム役、『名探偵コナン』若狭留美役、『ONE PIECE』マザー・カルメル役、『ブルー・ピリオド』佐伯昌子役などの平野文。

 アントワネットがフランスにやってきた時の王でルイ16世の祖父であるルイ15世役に、『機動戦士Zガンダム』ヤザン・ゲーブル役、『ゴールデンカムイ』鶴見中尉役、『鬼滅の刃』シリーズの鱗滝左近次役などで知られる大塚芳忠。

 困窮するパリの街でオスカルと出会うロザリー役に、『映画 聲の形』西宮硝子役、『賭ケグルイ』蛇喰夢子役、『鬼滅の刃』シリーズの胡蝶しのぶ役、『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー役などを務める早見沙織。

 フランス衛兵隊でオスカルの副官となるダグー大佐役に、『リストランテ・パラディーゾ』サント・クラウディオ・パラディーゾ役、『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』クレイス王役などの山野井仁。

 フランス衛兵隊に異動したオスカルの上官のブイエ将軍役に、『ONE PIECE』マーシャル・D・ティーチ/黒ひげ役、『Fate/Zero』ライダー役、『僕のヒーローアカデミア』オール・フォー・ワン役などの大塚明夫。

 心優しいオスカルの母ジャルジェ夫人役に、『ルパン三世 カリオストロの城』クラリス・ド・カリオストロ役、『風の谷のナウシカ』ナウシカ役、『それいけ!アンパンマン』しょくぱんまん役などの島本須美。

 フランス革命における中心人物の1人ロベスピエール役に、『黒子のバスケ』黒子テツヤ役、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』ジョルノ・ジョバァーナ役、『アイドリッシュセブン』七瀬陸役などの小野賢章。

 さらに今回、<激動のオスカル>PV、オスカルの場面写真が到着。

 <激動のオスカル>PVは、本作のメインキャラクターの1人“オスカル”の生き様を、絢香による主題歌『Versailles - ベルサイユ - 』にのせて、初解禁となる本編シーンも盛り込みながら描いたもの。

 将軍家の跡取り“息子”として女でありながら男として厳しく育てられたオスカルは、「あの方を全力でお守りすることが私の使命だ」と14歳でオーストリアから嫁いできたマリー・アントワネットに仕える。しかし、暮らしに困窮するパリの街でのある事件をきっかけに、華やかな宮廷の裏に潜む市民の強い怒りを目の当たりにしたオスカルは、自らの進むべき道を深く考え、フランス革命という激動の渦中へと身を投じていくのだった。

 そんなオスカルの人生に大きな影響を与えるのが、「私は王妃である前に一人の女です」と愛を胸に生きるアントワネット、身分違いの恋と知りながらも、オスカルに寄り添い続けた幼馴染のアンドレ、そして運命的な出会いを果たした容姿端麗なスウェーデンの伯爵フェルゼンの存在。

 時代に翻弄されながらも、自らの信念を貫こうとするオスカルは、息子として生きることを求められてきたにも関わらず、突如女としてあることを求められ、「今さら女として生きろと…」「私の人生は一体何だったのだ」と葛藤。その果てに「私は自らの心に従い、軍神マルスの子として生きましょう」と胸に誓い、革命の荒波へと飛び込んでいく―。「進め、情熱の命ずるままに。」と表現されるオスカルの力強く、誇り高く、熱く美しい生き様に、心揺さぶられるPVとなっている。

 なお、劇場アニメ『ベルサイユのばら』公開を記念して、1979年の放送開始から46年過ぎた今も愛され続けているテレビアニメ『ベルサイユのばら』全40話を、1月17日21時より、トムス・エンタテインメントの公式YouTubeチャンネル「TMSアニメ公式チャンネル【アニメ制作60周年】」にて、期間限定で無料配信。

 配信スケジュールは、第1〜5話が1月17日21時〜24日20時59分まで、第6〜10話が1月24日21時〜31日20時59分まで、第11〜15話が1月31日21時〜2月7日20時59分まで、第16〜20話が2月7日21時〜14日20時59分まで、第21〜25話が2月14日21時〜21日20時59分まで、第26〜30話が2月21日21時〜28日20時59分まで、第31〜35話が2月28日21時〜3月7日20時59分まで、第36〜40話が3月7日21時〜14日20時59分まで。各話共に、1週間限定公開。毎回金曜21時の「プレミア配信」時では、ライブチャットも開放する予定。

 劇場アニメ『ベルサイユのばら』は、1月31日より全国公開。
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