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乾燥が加速する2月。
肌のかさつきや小じわが目立ちやすくなる40・50代にとって、この季節はいつものスキンケアでは物足りなさを感じることもあります。
コスメコンシェルジュの筆者が、乾燥を防ぎ、うるおいに満ちた若々しい肌を保つための、正しいスキンケア方法をご紹介します。
■基本のスキンケア
スキンケアは水分の多いものから使用するのが基本ルール。化粧水→美容液→乳液・クリームの順に塗っていきます。
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乾燥する季節のスキンケアは、保湿とエイジングケアの両立がカギになります。自身の肌悩みに合うスキンケア商品を使い、ケアを行いましょう。
STEP1:化粧水
化粧水の役割は、肌に水分を補いうるおいを与えること。さらに、その後に使う美容液やクリームの浸透をサポートする効果もあります。
洗顔後は時間を置かず、すぐに化粧水を肌へなじませましょう。
手順
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化粧水を手に取り、手のひらで温めます。
顔の広い部分(おでこや頬)から広げ、手のひらで押し込むようにプレスします。
もう一度同じ作業を繰り返し、手のひら全体で顔を包み込んでしっかりとなじませます。
肌への刺激を避けるため、パッティングは控えめにしましょう。
★40・50代におすすめの成分:コラーゲン(うるおい)・セラミド(うるおい)・ヒアルロン酸(うるおい)・ナイアシンアミド(ハリ不足)・ビタミンC誘導体(シミ)など
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STEP2:美容液
美容液の役割は、肌悩みの予防・改善。化粧水や乳液では補えない美容成分を与えてくれます。
美容液は化粧水が浸透してから塗りましょう。肌を触って手のひらが吸い付く感じがあれば、浸透のサインです。
手順
美容液を手に取り、手のひらで温めます。
顔全体に美容液が行き渡るよう、内側から外側へ塗り、手のひらで軽くプレスします。
美容液がなじんだら、効かせたいところに重ね付けをします。
使用量は多くても少なくてもNG。基本的にはパッケージに記載されている量を目安に使用しましょう。
★40・50代におすすめの成分:レチノール(ハリ不足)・ナイアシンアミド(ハリ不足)・トラネキサム酸(シミ)・ビタミンC誘導体(シミ)など
STEP3:乳液・クリーム
乳液とクリームの役割は、化粧水や美容液で補った水分と美容成分が蒸発しないよう、油分でコートして肌を保湿すること。外部からの刺激や乾燥から肌を守る効果もあります。
乳液はクリームに比べると水分が多く、とろりとしたテクスチャーが特徴です。反対にクリームは油分が多く含まれているため、こっくりとしていて濃厚な肌触りです。
手順
朝・夜のスキンケアの最後に使用します。
指先に乳液もしくはクリームを取り、顔の5か所(おでこ、両頬、鼻、顎)に、チョンチョンとのせていきます。
4本の指の腹全体を使い塗り広げます。
目元や口元などの気になる部分には重ね付けをします。最後に手のひらで顔を包み込み、優しく押し込むようにして浸透させます。
乳液やクリームは、規定量よりも多く塗るとベタつきの原因になります。パッケージに記載されている量を守りましょう。
★40・50代におすすめの成分:セラミド(うるおい)・ヒアルロン酸(うるおい)・レチノール(ハリ不足)・ナイアシンアミド(ハリ不足)・フラーレン(ハリ不足・シミ)
■週1〜2回のスペシャルケアも追加する
日頃のスキンケアにプラスして、パックや美顔器などのスペシャルケアを、週に1〜2回取り入れることも効果的です。
集中保湿したいならシートマスクやパック、古い角質をオフするならスクラブやピーリング、引き締めなどは美顔器がおすすめです。
40・50代の肌は、水分を保つ力や代謝が低下しやすいため、スペシャルケアも上手に取り入れましょう。
40・50代の肌の乾燥を防ぐ、基本のスキンケアをおさらいしました。毎日のケアをほんの少し丁寧に行えば、肌は徐々に上向いていきます。寒さに負けないよう一緒にスキンケアをがんばりましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛 登志子)