“覚悟”の神戸移籍で新天地デビュー…本山遥、プロ初の左SBで先発も「悔しい気持ちでいっぱい」

0

2025年02月08日 20:23  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

[写真]=金田慎平
 昨季2冠のヴィッセル神戸は昨季2位のサンフレッチェ広島に0-2で敗れ、『FUJIFILM SUPER CUP 2025』優勝とはならなかった。

 来週ミッドウィークに控えるAFCチャンピオンズリーグを見越し、酒井高徳や大迫勇也、昨季MVPの武藤嘉紀らはベンチスタートに。神戸の育成組織出身でファジアーノ岡山から加入した本山遥は左サイドバックで先発出場し、64分までプレーした。新天地でのデビュー戦を終え、本山は「悔しい気持ちでいっぱい」と一言。「初めての国立のピッチはすごく楽しみでしたけど、試合内容的にも苦いデビューになってしまったかなと思います」と振り返った。

 3季在籍した岡山では右ウイングバック、3バックの右サイド、ボランチなど様々なポジションをハイクオリティでこなしていた。しかし、本山にとって左サイドバックでの先発出場はプロ入り後この試合が初めて。「右と左では景色が違いますし、対人の時の足の運びも違う」と難しさを感じたようだ。「自分がやりやすいのは右サイドですけど、そんなことも言っていられる状況ではないですし、試合数も多いのでどのポジションでもできることを増やしていきたい。こういった環境や経験ができるのも一握りだと思うので、ポジティブに捉えてやっていきたい」と課題を前向きに捉えている。「目の前の相手に負けないというのは、どのポジションでも同じだと思います。今日はそういった場面は少なかったかもしれないですけど、出せたこともあったのでもっと発揮していきたい」と話した。

 今季は自身初のJ1に挑む。ミヒャエル・スキッベ監督率いる広島という強敵との対戦を終え、本山は「J1で2位のチームの力は感じましたし、こういうレベルの相手に勝っていかないといけない。自分の成長をもっともっと早めないといけない」と痛感したようだ。「このタイミングで移籍することに賛否がある中、覚悟を持って神戸に来ました。今日は結果を出すことができなかったですけど、一日一日成長してチームに貢献していきたい」とさらなるレベルアップを誓った。


【動画】スーパーカップの試合ハイライト
サンフレッチェ広島が快勝で
5度目のスーパーカップ優勝✨️

🎦 ハイライト動画
🏆 FUJIFILM SUPER CUP 2025
🆚 ヴィッセル神戸 vs サンフレッチェ広島
🔢 0-2#FUJIFILMSUPERCUP2025 pic.twitter.com/NVszGtkF0b— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) February 8, 2025


    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定