
【写真】今田美桜『あんぱん』3.31放送開始! 笑顔はじける主人公ビジュアル解禁
本作は、『アンパンマン』を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919‐2013)と、小松暢さん(1918‐1993)夫婦をモデルにした物語。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描く。脚本は中園ミホによるオリジナル作品だ。主人公・朝田のぶを今田、のぶの夫・柳井嵩を北村匠海が演じる。
主題歌を担当するRADWIMPSは、野田洋次郎(vo/gt/pf)、武田祐介(ba)(Dr・山口智史は活動休止中)から成るロックバンド。2001年結成、2005年にメジャーデビューし、ジャンルという既存の枠組みに捉われない音楽性、恋愛から死生観までを哲学的に、情緒的に描いた歌詞で、思春期を過ごす世代を中心に幅広い層に大きな支持を受けている。
その音楽性はバンドサウンドに留まらず、新海誠監督によるアニメーション映画『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』の音楽全般を担当するなど、劇伴音楽でも多彩な作曲性を発揮。それぞれの作品において第40回、第43回、第46回と3度にわたり日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した。2022年公開の実写映画『余命10年』(藤井道人監督作品)でも、劇伴全29曲と主題歌を担当している。
主題歌を担当するRADWIMPSの野田は、「昨年春にオファーをいただいてから、手紙のように少しずつ届く脚本を読ませてもらいながら曲を育てていきました。読み進めるうちにのぶ、嵩、登場するそれぞれの人物が愛しくなり、時にどうしようもなく苦しくなり。彼らのことが好きになればなるほどどんな曲がふさわしいのか迷子になったりもしました」と回顧。
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また、主演を務める今田は「『あんぱん』の登場人物は、それぞれ悩みを抱えながら生きています。でも、悩みがあるからこそ喜びもあることに気づきますよね。そんな喜びの感情やのぶの成長に、主題歌の歌詞やリズムが強く結びついている気がします。皆さんの毎朝を少しでも彩ることができたらうれしいです」とコメントを寄せた。
2025年度前期連続テレビ小説『あんぱん』は、NHK総合ほかにて3月31日より毎週月曜〜土曜8時ほか放送。
※野田洋次郎(RADWIMPS)、今田美桜、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■野田洋次郎(RADWIMPS)
この度『あんぱん』で主題歌を担当させていただきます。昨年春にオファーをいただいてから、手紙のように少しずつ届く脚本を読ませてもらいながら曲を育てていきました。読み進めるうちにのぶ、嵩、登場するそれぞれの人物が愛しくなり、時にどうしようもなく苦しくなり。彼らのことが好きになればなるほどどんな曲がふさわしいのか迷子になったりもしました。
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半年間、「あんぱん」と共に旅ができることを嬉しく光栄に思います。よろしくお願いします!
■主演・今田美桜
RADWIMPSさんの奏でる音楽と一緒に、のぶの人生を歩んでいけること、本当にうれしいです! 『あんぱん』の物語が主題歌を通して、より視聴者の皆さんの心にしみわたると思います。初めて曲を聴いたときは、私がイメージする“朝ドラ”の主題歌とは少し違った印象を抱きましたが、聴けば聴くほど『あんぱん』の世界観にぴったりだと感じました。『あんぱん』の登場人物は、それぞれ悩みを抱えながら生きています。でも、悩みがあるからこそ喜びもあることに気づきますよね。そんな喜びの感情やのぶの成長に、主題歌の歌詞やリズムが強く結びついている気がします。皆さんの毎朝を少しでも彩ることができたらうれしいです
■制作統括・倉崎憲 チーフ・プロデューサー
やなせ夫妻をモデルにした“朝ドラ”を描くにあたり、人生は決して喜びだけでなく誰にでも哀しさや愁いもあって、それを深く体現してくれるアーティストはRADWIMPSさんだとオファーさせていただきました。
NHKの18祭の「正解」もそうですが、RADWIMPSさんの音楽には「生きるとは」を自身に問いかけられるような歌詞、曲が多く、「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」をテーマの一つとしても描く『あんぱん』において、彼らと共にとことん挑戦・冒険してみたいという想いになりました。
初めてお会いした時に、「今までの“朝ドラ”の主題歌のイメージに縛られず、自由に作ってください。生命力だったり生きる喜びが湧いてくるような曲を」とお伝えしました。1年近く対話を積み重ね、「賜物」にたどり着きました。曲のなかでいろんな表情があり、可能性が無限に広がっていくような、まるでのぶと嵩の波乱万丈の人生のようです。毎朝この「賜物」を皆さんにお届けできること、とても心躍ります。