2024年のGT4アメリカに参戦したフライング・リザード・モータースポーツの5号車ニッサンZニスモGT4 フライング・リザード・モータースポーツは、今年のピレリGT4アメリカとGTアメリカ・パワード・バイ・AWSに向け、ニッサンZニスモGT4を「最適化」するため、ニスモと協力中だという。
アリゾナを拠点とするこのチームは2月4日、日本のニッサン/ニスモから唯一の米国チームとして発表された。この協業は、昨年両シリーズで始まった日本製GT4コンテンダーとのパートナーシップをベースにしたものだ。
ダミール・ホットはSROアメリカが運営する両シリーズに参戦し、2ドライバーのGT4アメリカ・シーズンではロドリゴ・バプティスタがブロンズドライバーとして加わる。
「2025年シーズンの開幕を心待ちにしている」とプログラムマネージャーのダレン・ローは語った。
「昨年は新型ニッサンZニスモGT4で何度も表彰台を獲得するなど、かなりの好成績を収めた」
「このクルマには大きな可能性があり、この冬は懸命に取り組んできた。ニッサンZニスモGT4プログラムの一環として、冬季テスト中にはニスモと緊密に連携して車両を最適化した」
「ニスモのチームとの仕事は素晴らしいものだった。今年も引き続き成長と成功を期待している」
ブラックドッグ・レーシングと以前の技術開発パートナーであるテックスポーツ・レーシングは、今シーズンのSROアメリカが管轄するレースでZ GT4での参戦を継続しないため、フライング・リザードが北米におけるこの車両の主なレース任務を引き継ぐことになる。
「SRO GT4カテゴリーでフライング・リザード・モータースポーツと新しいシーズンを始めるにあたり、今後の旅にワクワクしている」と、日産自動車のスポーツカー、NISMOカーおよびモータースポーツのプログラム・ディレクターであるマイケル・カルカモは述べている。
「我々のコラボレーションは、競争力のあるレースでニッサンZニスモGT4の存在感を示し続け、フライング・リザードの豊かな歴史とともに、我々は力強いシーズンの再現を楽しみにしている」
フライング・リザードとニスモの継続的な協力には、チームがパフォーマンスを継続的に改善し、向上させるための技術サポートと開発サポートが含まれている。
チームとニッサンのパートナーシップは、レーストラックにとどまらず、厳選されたディーラーのアクティベーション、レース当日の体験、ドライバーとの交流会など、ファンとの交流の新たな機会も提供するものだという。