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冬の低山歩きは、澄んだ空気と静かな自然を楽しめる反面、気温の低さや汗冷え、凍結によるスリップなどに備えた装備が必要です。
今回は、元アウトドア店員が「冬の低山歩きに持って行って良かったもの」を3つ紹介します。防寒性・携帯性・実用性のバランスが取れたアイテムばかりなので、冬の登山を快適に楽しみたい人はぜひ参考にしてください。
●スノーライン チェーンセンプロ
冬の低山歩きでは、雪や凍った地面でのスリップを防ぐためにチェーンスパイクを持っていきましょう。
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スノーラインの「チェーンセンプロ」は、登山初心者にも扱いやすい仕様で、コスパの高さも魅力の製品です。前足部には8本(Sサイズは6本)、かかと部分には3本(Sサイズは2本)の爪が配置され、凍結した登山道でも安心して歩けます。
最大の特徴は、耐久性の高さ。バンドとチェーンの接続部分(アイレット)に硬い部材を採用しており、強い負荷がかかっても登山中にチェーンが切れてしまうのを防ぎます。さらに、ベルクロストラップが横ずれを防止。斜面を横切る場面やシューズが傾いた際も安定した歩行をサポートします。
コンパクトなケース付きで持ち運びも便利。ECサイトでの販売価格が6000円前後と手頃なため、初めてのチェーンスパイクとしてもおすすめです。
●フーディニ パワー リストゲイター
冬の低山歩きでは、手先の冷えが気になるものの、厚手のグローブを着けると暑すぎる、スマホ操作などの細かい作業がしにくいといったデメリットがあります。
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そんなときに活躍するのが、フーディニの「パワー リスト ゲイター」。手首を温めることで血流を促し、指先の冷えを軽減する便利なアイテムです。
ポーラテック社の機能性素材を採用しており、保温性とストレッチ性を両立。また、手の外側には防風・防水性を備えたモーションパネルを配置し、冷たい風の侵入を防ぎます。さらに、裏地のフリースが汗を吸収し、蒸れによる冷えを防止してくれるのもうれしいポイントです。
厚手の手袋をつけるほどではないけど、冷えが気になる……という場面で頼れる一枚。登山だけでなくキャンプやサイクリング、普段使いもしやすいアイテムです。ECサイトでは、5000円前後から販売されています。
●ザ・ノース・フェイス ベントリックスジャケット
冬の登山では、急な上り坂で暑さを感じる一方、冷たい風が吹いたり休憩したりすると一気に体が冷えることがよくあります。そんな温度変化にスムーズに対応できるのが、ザ・ノース・フェイスの「ベントリックスジャケット」です。
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このジャケットの特徴は、独自の機能性中わたと、運動量に応じて開閉するスリット構造。動いているときはスリットが開き、余分な熱を逃がしてムレを防ぎ、休憩中はスリットが閉じて体温をしっかりとキープします。
生地には通気性とストレッチ性のあるナイロンを使用し、肩や腰はハードフェイスプリントで補強されているため、バックパックを背負っても摩耗しにくい仕様。左胸の内ポケットに本体を収納できるポケッタブル仕様で、持ち運びにも便利です。ECサイトでは、2万5000円前後から販売されています。