岩谷良平 日本維新の会幹事長 日本維新の会の岩谷良平幹事長は12日の記者会見で、夏の参院選で改選数1の「1人区」の野党候補を一本化する「予備選」案に関し、方法を修正する方針を示した。維新が当初公表した案は、擁立希望が競合した選挙区で政党名を選ぶインターネット調査を行い勝敗を決める方式だったが、立憲民主党の意向を受け、候補者名も加える方法に改める。
当初案は、世論調査と前回衆院選の比例代表獲得票を基に、擁立する選挙区数を各党に割り振り、競合した場合は政党名を問う再調査で候補者を絞り込むとしていた。立民側は、擁立数が減りかねない点や、候補者の知名度が反映されないことを疑問視していた。
修正案は擁立数の割り振りを取りやめ、希望が重なった選挙区で政党・候補者名を示した調査を行い、候補を立てる政党を決める方法に変更する。維新は今後、参加を拒否した共産党を除く野党各党に説明する。