衆院予算委、１７日に集中審議＝中央公聴会は協議継続

　衆院予算委員会は１３日の理事会で、外交・安全保障に関する集中審議を１７日に開くことを決めた。石破茂首相と関係閣僚が出席する。自民党は２０２５年度予算案採決の前提となる中央公聴会の２０日開催を提案したが、立憲民主党は旧安倍派会計責任者（当時）の参考人招致の扱いを決めるのが先決だとして回答を保留。引き続き協議する。

　元会計責任者の招致を巡り、与党筆頭理事の井上信治氏（自民）は理事会後、記者団に対し「党として説得に当たっている。態度も軟化していただいているという報告をもらっている」と述べた。安住淳委員長（立民）は「引き続き努力をしてほしい」と自民側に求めた。