今日13日は、北日本を中心に雪が強まりました。青森県の酸ケ湯では今シーズン全国で初めて積雪が450センチ以上に。全国で積雪が450センチ以上になったのは12シーズンぶりです。北日本は、14日にかけて山沿いを中心に雪が降るため、雪崩や屋根から落ちる雪に、十分お気をつけください。
●青森県の酸ケ湯で積雪451センチ 全国で450センチ以上は12シーズンぶり
今日13日は冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込んでいるため、北日本を中心に雪が強まりました。
青森県酸ケ湯では15時に積雪451センチを観測。今シーズン全国で初めて450センチ以上となりました。全国で積雪が450センチを超えたのは2012〜2013シーズン以来、12シーズンぶりです。この時は2013年2月26日に酸ケ湯で観測史上1位となる566センチを記録しています。
●14日にかけて 北日本は山沿いを中心に積雪増加
13日夜〜14日も、冬型の気圧配置や寒気の影響が続くため、北日本や北陸の山沿いを中心に、雪が続くでしょう。
すでに、平年を上回る積雪になっている所もあり、積雪が更に増えそうです。雪崩や屋根から落ちる雪に注意が必要です。除雪作業は、慣れていても必ず2人以上で、安全を確認しながら、行ってください。
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●雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。
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