『ベスト・キッド:レジェンズ』2025年夏公開 1作目の公開から40年が経った今も、世界中で愛され続ける「ベスト・キッド」シリーズの最新作『Karate Kid: Legends』が5月30日に全米公開、『ベスト・キッド:レジェンズ』の邦題で日本でも今夏公開されることが決定。キャストのコメント付き予告編と場面写真が解禁となった。
【動画】『ベスト・キッド:レジェンズ』キャストコメント付き予告編 日本では1985年2月16日に公開された1作目の映画『ベスト・キッド』(1984年)は、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が、空手の達人ミスター・ミヤギ(パット・モリタ)と出会い、独特な修行を通じて成長していく物語。ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する感動作で、大ヒットを記録した。その後も続編が製作され、長く愛されるシリーズとなった。
2010年にはジャッキー・チェンとウィル・スミスの息子のジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーは空手ではなくカンフーの達人(ミスター・ハン)として、ジェイデン演じる少年ドレの師匠として登場。さらに、1作目の34年後を描いた映画のスピンオフドラマ『コブラ会』(2018年)がNetflixで配信されており、シーズン6まで続いている。
最新作の主演はオーディションを勝ち抜いた新星ベン・ウォン。さらに、1作目の主人公・ダニエルがスクリーンに復活。リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初共演を果たす。そして、空手とカンフーに分かれていた『ベスト・キッド』の世界がつながり、2人のレジェンドの極意を受け継ぐ新たなヒーローが誕生する。
解禁となった映像では、ベン・ウォンが「やっと皆さんに予告をお届けできます」と興奮気味に話し、ジャッキー・チェンが「アクションもストーリーも素晴らしい映画です」と自信をのぞかせ、ラルフ・マッチオが「とにかくトレーラーを観てくれ!」と、予告映像が始まる。
17歳の高校生リー(ベン・ウォン)は、北京でミスター・ハン(ジャッキー・チェン)からカンフーを学んでいたが、家族の不幸により母親とともにニューヨークへ移住。なかなか新しい環境になじめず、不当ないじめを受けるリーは、争いごとやトラブルにも巻き込まれてしまう。そんな時、心を許せる数少ない友人から助けを求められたリーは、大切な友人のために戦うことを決意する。しかし、自分のカンフーのスキルだけでは通用しない…。
予告編では、リーのカンフーの師匠であるハンが、空手の達人ダニエルを訪ねるシーンがある。ミスター・ミヤギの写真の前で、リーのために助けを求めるハン。そして、空手とカンフー、2人のレジェンドから2つの異なる格闘スタイルを学んだリーは、新たな極みに達した“真のファイター”として、究極の格闘大会に挑む。
あわせて公開された場面写真は、ニューヨークの高層ビルを背景にハイキックを決めるリーの姿と、リーの師匠となる2人のレジェンズ、ダニエル&ハンと新たな“ベスト・キッド”のリーが集結する歴史的瞬間の2点。
何千人もの応募者の中から“ベスト・キッド”に選ばれたベン・ウォンは、ドラマ『アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記』(23年)などで活躍する新鋭。空手・カンフー・拳法・テコンドーなど多くの武術を習得しており、彼の究極のアクションシーン は本作最大の見どころとなる。
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