丸山隆平主演映画『金子差入店』場面写真 (C)2025映画「金子差入店」製作委員会 5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平主演による映画『金子差入店』(5月16日公開)の場面写真11点と「差入屋」説明動画が解禁された。
【画像】釜山国際映画祭の会場付近で撮影したそのほかの写真 今作は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を舞台に、古川豪監督が脚本も手がけたヒューマンサスペンス。差入店の店主を務める主人公の金子真司役を丸山、金子の妻・美和子役を真木よう子、2人の息子の和真役を子役の三浦綺羅、3人と一緒に暮らす金子の叔父・星田役を寺尾聰が演じるほか、川口真奈、北村匠海、村川絵梨、根岸季衣、岸谷五朗、名取裕子らが出演する。
今回、解禁された場面写真は、家族で差入店を営む主人公の金子(丸山)が依頼者からの手紙を拘置所に収容された人へ差し入れ、読み上げるシーンをはじめとした全11点。金子が、仕事をまっとうしている時とは正反対のやわらかな表情で、愛する妻と息子を見つめる金子一家のほっこりスリーショットや、パトカーの赤いランプを背に、困惑した表情を見せる金子と妻・美和子(真木)の不穏なツーショット。
何かに鋭い視線を向け、金子の息子・和真(三浦)を必死にきつく抱きしめる金子の叔父・星田(寺尾)や、赤いランドセルを抱えながら憔悴(しょうすい)しきった表情で一点を見つめる、和真の同級生の母親・徳山詩織(村川)の姿、毎日のように拘置所を訪れる女子高生・佐知(川口)の姿など、物語の展開が気になるカットも。
そして、罪を犯し拘置所に収容される小島高史(北村)の姿も初公開。手入れがされていない伸びきった髪が印象的だ。小島の母・こず江(根岸)が軒先で大量のマスコミに囲まれているカットもインパクトが大きい。さらには、物語に安心感さえも与える名バイプレイヤー・甲本雅裕演じる弁護士・久保木のワンショットや、パブリックイメージ打破の1枚ともいえる。
名取演じる金子の母・容子がタバコ片手に金を無心するシーン、静止画でも凄みを感じさせる岸谷五朗演じる被疑者・横川の姿など、細かく枝分かれしていくような物語の展開が予感される場面写真となっている。
さらに予習にぴったりの特別映像が到着。金子一家の生業である「差入屋」は、誰のためのどのような仕事なのかがわかる、説明動画となっている。