『オードリーのNFL倶楽部』の模様 お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がMCを務める日本テレビ系『オードリーのNFL倶楽部』が、放送された。第59回スーパーボウルを現地で取材した若林正恭と春日俊彰は、日本で生中継の実況を務めたラルフ鈴木アナウンサーの普段と違うリアクションに驚きを隠せなかった。
【番組カット】身振りを交えて…スーパーボウルを振り返る若林 今週のNFL倶楽部は、第59回スーパーボウルを現地取材した若林と春日が、試合の様子を振り返った。今年のスーパーボウルはニューオーリンズで開催され、オードリーにとっては、5年ぶりの現地取材。春日は「試合の内容的には一方的でしたが、生で見るスーパーボウルはやっぱり違いました。春日の居場所はここだなと思いました」と、まるで『アナザースカイ』のようなコメントを残し、会場の空気を味わえたことに感慨深い様子だった。
試合は、フィラデルフィア・イーグルスが前半から24点差をつけて主導権を握り、3連覇を目指したカンザスシティ・チーフスを相手にワンサイドゲームに近い展開で快勝した。イーグルスの勝因は、圧倒的なディフェンスラインの強さにあった。イーグルスのパスラッシュがチーフスのオフェンスラインを圧倒し、QBパトリック・マホームズを何度もプレッシャーにさらしたことで、攻撃のリズムを崩したのだ。
そんな中、チーフスを応援していた若林には、試合以上に気になることがあった。それが、日本でスーパーボウルの生中継を務めたラルフアナとの“距離感問題”である。若林は前半を終えた時点で、同じくチーフスを応援していたラルフアナと一緒に「盛り上げよう」と思っていたが、ラルフアナは思いのほか冷静なリアクション。「いや、それは私も……」と、どこか他人行儀な反応を見せた。これに春日も「オードリーと知り合いだと思われたくなかったんじゃない?たちの悪い幼馴染と縁を切る感じだったよね」と鋭くツッコミを入れ、スタジオの笑いを誘った。
さらに、若林を最もショックに陥れたのは後半戦開始直前の出来事だった。他の番組で絡みがあるラルフアナに「後半、頑張りましょう!」と声をかけたところ、ラルフアナはなぜか春日の方に話を振るという、場の空気を読まないような“裏切り行為”に走ったのだ。
そこで若林が、この日の収録で影アナを務めたラルフアナを呼ぶと、「は〜」と力のない声で返答。すると、若林は「ため息つきたいのはこっちだよ!」とツッコミを入れた。ラルフアナは「一方的な試合展開だったので、解説の有馬(隼人)さんと村田(斉潔)さんのハイレベルな戦術解説に意識を向けていたんです」と釈明したが、春日は「やっぱりそういうことじゃない?ガラの悪い旧友とは縁を切りたかったんでしょ」と追撃し、ラルフアナは「ちょっとテンションが違いました」と認めるしかなかった。
試合後、なぜチーフスがここまで大敗したのかを調べていた若林は、ネット上で偶然「ラルフざまあ」というアンチコメントを発見。これを聞いた後輩の瀧口麻衣アナウンサーは「イーグルスが勝ったのでちょっとうれしかったです」とコメント。すると若林は「喜んでるな。書き込んだの、お前だろ?」と疑いの目を向け、瀧口アナは「違います!」と必死に否定。まさかの疑惑が浮上する形となった。スーパーボウルを最後まで楽しんでいた若林にとっては、ラルフアナとの“距離感”が最大の衝撃だった今回の取材。来年のスーパーボウルでは、この“関係修復”も見どころとなりそうだ。
番組の模様は「TVer」で見逃し配信中。1週間視聴可能で、毎週金曜の午後5時に最新話に更新される。YouTubeの公式チャンネルでも、本編収録後のオードリーの本音や、過去の秘蔵映像などを随時公開していく。