スーパー耐久に2台体制で参戦するバースレーシングプロジェクト 2月15日、スーパー耐久シリーズをはじめさまざまなカテゴリーに挑戦しているバースレーシングプロジェクト【BRP】は、2025年のスーパー耐久参戦体制を発表した。今季は2019年以来の2台体制を敷くことになり、ST-TCRクラスにクプラTCRを初めて導入する。
2024年はスーパー耐久ST-Zクラスで上位を争う存在として活躍してきたBRP。迎える2025年は、2019年にST-TCRシリーズチャンピオン獲得、ST-Zシリーズ2位を獲得して以来の2台体制での参戦が決まった。
継続参戦するST-Zクラスには、新たにトヨタGRスープラエボ2を導入することになった。Aドライバーを務めるのは、アジアをはじめさまざまなレースで活躍するジェントルマンドライバーの落合俊之。Bドライバーに樋口紀行、Cドライバーには白木原清秀が決まった。落合は和歌山を背負いこれまでも戦ってきたが、GRスープラエボ2は爽やかな和歌山トヨタカラーに彩られることになる。
一方、ST-TCRクラスにはスーパー耐久はもちろん、日本の耐久レースで初めてクプラTCRが投入されることになった。Aドライバーはこちらもさまざまなカテゴリーの経験がある東風谷高史、Bドライバーにはコーチ兼任で、BRPドライバーとしてお馴染みの末廣武士が決定。Cドライバーは未定だが、Dドライバーに大野尊久、そしてE、Fには井本大雅、奥住慈英という若き楽しみなメンバーが乗り込む。
「今年のS耐は2019年ぶりに、TCRとGT4の2台体制となりかなり大所帯での参戦となります。ドライバーラインナップも今年からスタートした『DRIVER DEVELOPMENT』のプロジェクトに合わせて多くの、若き才能のあるドライバーと、日々の並ならぬ努力により確実に力をつけている、いわゆるジェントルマンドライバーを積極的に起用して、レーシングドライバーへの道を切り開く支援を積極的に行っていきます」とコメントしたのは、BRPの奥村浩一代表。
「2台ともに異なるコンセプトとアプローチで今年のS耐にチャレンジして、2台ともにシリーズチャンピオン獲得を目指してとにかく日々進化、成長を目指して邁進していきますので、皆さまの引き続きのご支援・ご声援を何卒よろしくお願い致します」
Birth Racing Project【BRP】
スーパー耐久シリーズ2025 参戦体制
【ST-TCR 19号車】
BRP★TONE制動屋NUTEC CUPRA TCR
Aドライバー:東風谷高史
Bドライバー:末廣武士(ドライビングコーチ)
Cドライバー:TBN
Dドライバー:大野尊久
Eドライバー:井本大雅
Fドライバー:奥住慈英
【ST-Z 51号車】
WAKAYAMA TOYOTA with HOJUST GR Supra GT4 EVO2
Aドライバー:落合俊之
Bドライバー:樋口紀行
Cドライバー:白木原清秀
Dドライバー:TBN