ガチャガチャを回していると、ときに不良品に出くわすことがあります。
しかるべきところに連絡をすれば返品・交換に応じてくれるとは思いますが、発想を転換することで見事な“作品”に仕上げることができるようです。
とあるXユーザー(以下、投稿者さん)が公開したのは、「廃車」と題された1枚の写真です。
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トラックの荷台に乗った、青い車。傷だらけの車体には黄色いフェンスがもたれかかり、ブルーシート代わりに青い折り紙が被せられています。
どこかに乗り捨てられていた車が、レッカーされていく様を彷彿とさせます。
投稿者さんによると、この車は購入時点でリアゲート(車のお尻にある開閉部分)のパーツが入っていない、“不良品”だったとのこと。
普通であれば交換するか、あるいはそのまま受け入れるかの二択だと思いますが、投稿者さんは違いました。
「交換するのにも時間がかかりますし正直めんどくさいと思っていたので活用(改造)しました」(投稿者さん)
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ボディにヤスリを掛けて塗装を剥げさせ、ボロ感を演出した後、他のアイテムと組み合わせることで、「不良品」を「廃車」に仕立て上げています。
リアゲートがないという欠点が、年月の風化を感じさせ、車に趣を生み出しています。どんな人が乗っていたのか、どれくらいの間放置されていたのか。元の完成された車からは生まれ得ない、ドラマを感じさせます。
「廃車」という発想については「各メーカーの販売しているミニカーの中に『廃車』という部門がなかったので作ってみました」と投稿者さん。
質が悪いからこそ、輝く1台。もしガチャガチャなどで不良品に出くわしても「ま、廃車にすればいいか」と考えると、むしろ楽しみに思えてくるかもしれないですね。
<記事化協力>
とあるXユーザーさん
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(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025021503.html
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