16日(日)の近畿地方は、発達しながら東進する低気圧の影響で雨と風が強まり、荒天となるおそれがあります。この雨のあとは冷たい北よりの風が吹きやすくなり、いったん寒さが戻るでしょう。その後、再来週24日(月)頃からは上着いらずの暖かさとなり、桜のつぼみが膨らみそうです。
●16日は荒天のおそれ 17日〜19日は寒さ戻る
明日14日(金)の近畿地方は、高気圧に覆われて穏やかに晴れる見込みです。最高気温は13℃から17℃と、平年並みかやや高く、比較的過ごしやすいでしょう。お出かけ日和となりますが、スギ花粉がピークを迎えているため、花粉症の方はしっかり対策を行って下さい。
15日(土)から16日(日)にかけては、低気圧が発達しながら日本の南岸を東進する見込みです。15日(土)、近畿では、はじめ曇りの所が多いですが、次第に各地で雨が降り出すでしょう。16日(日)の午前中は雨と風が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。今後の情報にご注意ください。
17日(月)は冬型の気圧配置となり、日本海側の地域ほど雨が降りやすく、標高の高い所では雪となる可能性があります。冷たい北よりの風が吹いて、寒さが戻る見込みです。
18日(火)は、はじめ晴れる時間がありますが、次第に広い範囲で雨となり、雨のあとはまた冷たい空気が流れ込むでしょう。19日(水)は日本海側ほど雨が残る見込みです。17日(月)から19日(水)は最高気温でも10℃前後の所が多く、昼間も厚手の上着が必要となりそうです。
20日(木・春分の日)は、天気が持ち直し、気温も上向くでしょう。春のお出かけが楽しめそうです。
●再来週は上着不要の暖かさ
21日(金)以降は高気圧に覆われて晴れる日が多いでしょう。朝は冷える日があるものの、昼間は比較的過ごしやすく、厚手の上着の出番が少なくなりそうです。
24日(月)頃からは、最高気温20℃以上になる所が増えて、日中は上着いらずの暖かさとなるでしょう。晴天を利用して、冬物の服を片付けて、春物の服を出しておくとよさそうです。
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●最新の桜開花予想は?
昨日12日(水)、日本気象協会は「2025年桜開花・満開予想(第4回)」を発表しました。近畿では、3月26日の和歌山を皮切りに、27日は大阪と奈良、28日は京都と、4月初めにかけて各地で開花となる見込みです。2月はたびたび強い寒波に見舞われましたが、3月は平年よりも気温の高い日が多く、順調に開花に向かいそうです。
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