
第48回日本アカデミー賞で特別賞新賞「主題歌賞」が新たに創設された。
Mrs. GREEN APPLEの『Dear』が初の受賞作に輝いたものの、思わぬ波紋を呼んでいる。
日本アカデミー賞公式サイトによれば、主題歌賞は《映画に顕著な貢献をもたらしたアーティストに対し与えられるもの》。
「納得の受賞」ファンは祝福
「『Dear』は'24年6月に公開された、大泉洋さん主演の映画『ディア・ファミリー』の主題歌です。'70年代の日本で心臓疾患を持つ娘のために人工心臓を作ろうと、町工場の経営者の父が奮闘する実話に基づくストーリー。『Mrs. GREEN APPLE』の大森元貴さんが作品の資料や映像を見て作詞、作曲を手がけました」(芸能ライター)
「主題歌賞」を受賞した大森は、
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《この度、新たに設立された特別賞『主題歌賞』を受賞いたしました。映画と音楽は非常に密接な関係にあり、日々音楽を創作する者として『作品の邪魔だけはしたくない。その映画に関わったすべての方々へ感謝の気持ちを込め、最大のラブレターであるべきだ』と思いながら主題歌を担当させていただいております。
名誉ある祭典で初の受賞者となり、その大きさに背筋が伸びます。今後とも胸を張って、より良い音楽を創るべく邁進してまいります》
とコメントを寄せ、ファンからもSNS上で祝福の声が。
《ミセス主題歌賞おめでとう。納得の受賞だなぁって思ったよ》
《初の受賞って凄いな。この感動、きっと永遠に残ると思う》
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「取りすぎ」忖度疑惑
その一方で、疑問の声も……。
《今になってつくられたのは、ミセスへの忖度の気がします》
《ミセスの為に「主題歌賞」が設立されたと言っても過言ではないですね》
《主題歌賞ミセスはなくないか?》
《ミセス賞取り過ぎ!新しいものまで!》
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「昨年の『第65回 輝く!日本レコード大賞』ではミセスの『ライラック』が受賞。2年連続で大賞を受賞し、バンド史上初の快挙を達成しました。しかし、Creepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』が世界的に大ヒットしただけに、なぜミセスが?と、納得のいかない声も多かった。
今回の日本アカデミー賞の『主題歌賞』はノミネート曲が明かされていません。ミセスの人気に便乗して創設したのでは、ミセスのための賞ではと一部で批判も出る事態になっています」(音楽誌ライター)
3月12日には「第39回日本ゴールドディスク大賞」で「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門を初受賞し、音楽賞を総なめ状態のミセス。
同じ日にミセスのギタリスト、若井滉斗がグラビアアイドルの未梨一花との熱愛が報じられるなど今、日本で一番世間をにぎわしているアーティストであることは間違いない。