アウディ、新型『A6 e-tron』の欧州仕様車を国内初披露。銀座にて4月15日まで

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2025年03月13日 19:10  AUTOSPORT web

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電動モデルに特化したPPEプラットフォームを採用した2番目のモデルとして、フラットフロアコンセプトを採用した最初の電気自動車『A6 Avant e-tron(欧州仕様車)』が先行展示モデルとして日本上陸
 すでに先行して日本上陸を果たした新型『A5』ファミリーに続き、同じく電動モデルに特化したPPEプラットフォームを採用した2番目のモデルとして、フラットフロアコンセプトを採用した最初の電気自動車『A6 Avant e-tron(A6アバントe-tron/欧州仕様車)』が先行展示モデルとして日本上陸。本日3月13日から4月15日までの期間限定で『Audi City 銀座』での展示が実施されている。

■本邦初上陸の『A6アバントe-tron』のカラーはグレイシアホワイト

 アウディ史上もっとも優れたエアロダイナミクスと、ダイナミックでエレガントなデザインを兼ね備えたという新型『A6アバントe-tron』は、すでに発売されている『A5』系と刻を同じくして昨年7月31日にヨーロッパで発表され、電動モデルのネーミングとして再定義された“e-tronシリーズ”の新たな章を刻む1台に位置付けられる。
 前述のとおり、フラットフロアなどでEV航続距離を意識した驚異的なCd値(空気抵抗係数)0.21を達成し、最長756kmの一充電航続距離を誇る同車は、先進運転支援システム(ADAS)のセンサー類やエアインテークなど、機能要素を“ダークマスク”に統合したフロントから、スリムなグリーンハウスに掛けてクリーンなラインを描くエクステリアが特徴に。
 サイドスリットによりホイールハウス周辺をシールして乱流を制御するエアカーテンを筆頭に、シングルフレーム下にある制御可能な冷却エアインテークによりフロント側の空気が最小限のロスで流れるようデザインされ、特別に用意されたホイールトリムやフロントホイール前方の3Dバンプ(空力最適化パーツ)が後方へ向かう気流を整えるなど、徹底して効率性が高められている。
 アンダーボディも高い密閉性と各種コンポーネントの細かな最適化が図られ、幅広く空力的に最適化されたディフューザーにより、リヤアクスルの揚力とCd値の最適なバランスが実現する。さらにアバントではディフューザーに追加のスポイラーも装備され、リヤにサイドスポイラー形状の空力エレメントを追加。また低いルーフエッジスポイラーは車両後方に小さな「静水域」(空気の流れがほとんどない領域)を作り出し、これもまた空力性能を向上させる。
 そのほか、コンパクトなカメラにより空力最適化を狙った形状を採用しつつ、電動で格納することも可能な第2世代のバーチャルエクステリアミラーもオプションで用意され、ボタンを押すと不透明になるパノラマガラスルーフ、リヤのライティングリングなど多くの革新的な機能が提供されるという。
 さらに近年のアウディを象徴するライティングテクノロジーの面でも、第2世代のデジタルOLED(有機EL)リヤライトを導入。このデジタルOLEDリヤライト2.0には450のセグメントを持つOLEDパネル10枚が使用され、特別に開発されたアルゴリズムによって毎秒数回新しい画像を生成。通常のテールライトグラフィックスに加えて、近接検知機能などと強調して特定の点灯パターンの警告シンボルを表示するなど、Car-to-X通信を可能にし道路上の安全性を向上させる。
 マトリックスLEDヘッドライトの新しいデジタルデイタイムランニングライトも含め、この技術はドライバーの好みや個性に合わせたそれぞれ8つのデジタルライトシグネチャーも可能とし、装備に応じてリヤのフォーリングスも点灯するなど独自の個性が与えられる。
 そんなアウディの強みと個性を受け継ぎ、パフォーマンスと一充電航続距離、効率性や充電能力などを併存させ、エレガントでプログレッシブなプロポーションも確立した『A6 e-tron』シリーズの国内発表と発売に先立ち、欧州仕様車が日本で初めてお披露目されることとなり、展示される『A6アバントe-tron』はグレイシアホワイトのボディカラーに。
 会場となるAudi City銀座(東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル1F)は、2024年12月7日にグランドオープンしたアウディブランドの最先端情報を発信する都市型ショールームとなり、試乗用にも各種モデルを取り揃えつつ、今後も国内導入予定の最新モデルや限定モデルの展示が行われる。
Audiコミュニケーションセンター・フリーダイヤル:0120-598106店舗ウェブサイト:https://www.audicity-ginza.jp/ja.html
https://twitter.com/AudiJapan/status/1899750966238535706

[オートスポーツweb 2025年03月13日]

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