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クラシックカー愛好家としても知られる堺正章(78)が主宰する3日間競技のクラシックカーラリー「ラリー・フォルティッシモ」が14日、千葉を舞台に開幕した。
これまで、都内でクラシックカーの展示イベント「スーパーミュージアム」を2年連続で開催してきたが、ついに走行型イベントを実施。房総半島の風光明媚(めいび)なルートを舞台に、格式高いクラシックカーが優雅に駆け抜ける。
同ラリーはスピードではなく技術を競うPC(Precision Control)競技となる。俗に「線踏み競技」とも呼ばれ、指定区間を設定時間内に正確に走行できるかを競う。千葉県内に設定された複数の会場でPC競技に挑戦し、3日間で約300キロを走行。最終的な合計ポイントによって順位を決定する。今回の参加車両は「1969年までに製造された欧州車および国産車」が対象となる。
念願のラリー初日開幕にあたり、堺は「今年は千葉でクラシックカーラリー『ラリー・フォルティッシモ』が開催されます。沢山の方に集まっていただき、満足しています」とコメント。過去2年開催してきた「スーパーミュージアム」と同時期の開催となり、「今年も季節到来です」とした。
事前インタビューの際、自らの出場については「事務局から走ってくださいという要請もあったが、主催者なので全体を俯瞰(ふかん)で見ないと動かないのかなという思いはある」としていた。だが、その一方で「古い車が集まるところに普通の車で行っては、ちょっとつまんないかなとも思っていて」とし、「正直悩んでいます」と葛藤していた。
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その結果は出走。「私も、もうダメだとなるまで走ります!」と意気込みを見せた。
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