山口県内で同意なく成人女性の身体に触るなどしたとして、県警は県内の警察署に勤務する50代男性警部補を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。14日付。県警は、警部補を不同意わいせつ容疑で山口地検に書類送検し、起訴を求める厳重処分の意見を付けた。警部補は依願退職した。
県警監察官室によると、元警部補は2024年11月、食事をした店の中や路上で知人女性に対して、同意のないまま体をつかみ、服の上から触るなどしたという。女性の知人から県警に情報が寄せられて発覚した。また、21年ごろから24年11月までの間、別の成人女性と不適切な交際をしていたことも処分理由とした。
県警の調査に、元警部補は「自分に好意を持っていると勘違いしていた」と話したという。県警の末永徹哉・首席監察官は「断じて許されないもの。県民の皆様に深くおわび申し上げる」とのコメントを発表した。【福原英信】
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