限定公開( 1 )
薄く積もった雪の上に描かれていく海の生き物たち……。足を使って巧みに絵を描く様子を記録した動画がX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点で79万件以上表示されています。続きを描く様子はさらに話題となり、542万件表示を突破、10万件を超える“いいね”を集めています。
投稿者は、プラスチック板を加工して魚のフィギュア「プラバンいきもの図鑑」を制作しているmaruさん。動画の中でmaruさんは、大学キャンパス内の駐車場近くの芝生スペースに薄く積もった雪に、足で何かを描きはじめます。
描いているのはどうやら魚です。余計な足跡を付けないよう、すでに描いた部分をたどって移動しつつ、背びれや尾びれ、腹びれやエラを描いていきます。目の光を表現するため雪玉を手で配置したり、背の細かい模様に手を使ったりもしました。
完成した絵はヒメダイとのことですが、アジのようになってしまったといいます。maruさんはこの雪上の作品作りを「研究の息抜き」として紹介しています。
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つづく投稿で「その他いろいろ」として紹介したのは、先ほどのヒメダイに加えてペンギン、カニ、イカ、ヒトデ、イルカを描く動画です。
雪上に海の生き物たちを足で描いていく様子にリプライでは、「雪の中の水族館ですね」「すごいね〜 足でここまで描けるの尊敬しちゃう」「俯瞰して見ているわけでもないのに、上手に描けるってすごいですね!」「現代の雪舟」と称賛する声が寄せられています。
一方、「前世でナスカの地上絵描いた人か……」「ナスカはこの人説」などナスカの地上絵を連想した人もいました。
さらにmaruさんは、最初の投稿の2日後の2025年3月5日に「今朝も雪が積もっていたので」と新作を投稿。魚だけでなく、タコや海藻、クラゲ、カニ、カメを足で描きました。さらに、海中のダイバーの表現なのか、自身が雪に横たわって人型を付ける様子も動画に収められています。足だけじゃなく全身を筆にしてしまった……!
ねとらぼ編集部は、maruさんに話を聞きました。
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―― 今回、雪でイラストを描こうと思った理由はなんでしょうか?
maruさん:今年初の積雪だったので遊んでおこうと思い、研究の息抜きに描きました。
―― 一番気に入っているイラストがあれば教えてください
maruさん:5日に投稿したノコギリガザミがお気に入りです。
―― 今回の反響について、感想をお聞かせください
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maruさん:思ったよりも多くの人に見てもらえてうれしいです。おそらく同じキャンパスに所属しているであろう方のコメントや写真もあったので、世界は狭いなと感じました。
画像提供:maru(@tuna_suma)さん
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