ドコモオンラインショップが公表している「売れ筋ランキング」をもとに、端末販売のランキングを紹介する。3月3日〜3月9日の期間は、「iPhone 15(128GBモデル)」が1位に浮上した。前週発売でトップだった「iPhone 16e(128GBモデル)」は2位に後退している。
首位に返り咲いたiPhone 15(128GB)は10万9758円で販売されている。iPhone 16シリーズが登場した後も根強い人気を保っており、価格と性能のバランスが評価されているようだ。一方、前回1位だったiPhone 16e(128GB)は10万9780円とiPhone 15とほぼ同価格帯だが、2位に順位を落とした。発売から時間が経過し、初期の購入意欲が一段落したことが要因と考えられる。「iPhone 16e(256GB)」は前回の4位からランク外へ転落した。
全体を見ると上位6機種までをiPhoneが占め、Appleの強さが際立つ結果となった。3位には「iPhone 16(128GB)」が前回と同じ順位をキープしている。14万5200円という価格帯ながら安定した人気を維持しており、最新モデルへのニーズが根強いことを示している。4位には前回5位だった「iPhone 14(128GB)」が1つ順位を上げた。10万7041円という価格設定は後継モデルと変わらないが、実質負担額が抑えられているため、コストパフォーマンスを重視するユーザーに支持されているのだろう。5位には前回6位だったiPhone 16(256GB)が入り、上位5機種中4機種をiPhoneが占める結果となった。
中位以下では、6位に「Xperia 10 VI SO-52E」、7位に「AQUOS sense9 SH-53E」が入っており、前回からそれぞれ1つずつ順位を上げている。8位には「iPhone 16 Pro(256G)」が前回10位から上昇し、高価格帯モデルながら一定の需要があることを示している。9位には前回と同じく「Galaxy S25 SC-51F」がランクインしているが、iPhone系モデルの強さに押される形となっている。10位には2月27日発売の「Galaxy A25 5G SC-53F」が2万2000円という低価格で初登場した。
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今回のランキングからは、iPhoneシリーズの強さが改めて浮き彫りになった。特に価格と性能のバランスが取れた15や16eといったモデルが上位を占める一方で、Android陣営は中位以下にとどまっている状況だ。ただ、Galaxy A25 5Gのような低価格モデルの新規参入も見られる。春商戦が本格化する中で、iPhone一強の情勢がどう変化するのか注目される。
ドコモ端末販売ランキング TOP10 3月3日〜3月9日
順位 前回順位 モデル 一括価格(税込み)
1 2 iPhone 15(128GB) 10万9758円
2 1 iPhone 16e(128GB) 10万9780円
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3 3 iPhone 16(128GB) 14万5200円
4 5 iPhone 14(128GB) 10万7041円
5 6 iPhone 16(256GB) 17万2810円
6 7 Xperia 10 VI SO-52E 6万2590円
7 8 AQUOS sense9 SH-53E 6万7100円
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8 10 iPhone 16 Pro(256GB) 21万8790円
9 9 Galaxy S25 SC-51F(256GB) 13万5740円
10 初 Galaxy A25 5G SC-53F 2万2000円
※この記事は、ドコモオンラインショップの販売ランキングを転載したものです。
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