今週前半、九州は強い寒の戻り 18〜19日は山沿い中心に積雪のおそれ 沿岸は暴風

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2025年03月17日 11:46  日本気象協会

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日本気象協会

今週前半、九州は強い寒の戻り 18〜19日は山沿い中心に積雪のおそれ 沿岸は暴風

今週前半、九州はこの時季としては強い寒気が流れ込み、冬の寒さが戻るでしょう。特に、明日18日の夕方以降は九州北部の平野部でも雪が降る所があり、19日(水)にかけて山沿いを中心に積雪のおそれがあります。積雪や路面の凍結、農作物の管理などにご注意下さい。また、北部沿岸は暴風に警戒が必要です。



●冬型強まる


今日17日は低気圧が日本の東の海上で発達し、日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。九州北部の上空1500m付近には氷点下7度前後と、この時季としては強い寒気が流れ込みます。
九州北部や九州南部の東シナ海側は寒気に伴う低い雲が入り、一時冷たい雨や山沿いは雪がちらつく所があるでしょう。
最高気温は、九州北部で10度前後までしか上がりません。西から北西の季節風がやや強く、体感的には気温以上に寒く感じられそうです。
海上は波が高く、初めしける所があります。強風・高波にご注意下さい。


●明日18日は平野部もなごり雪 山沿いは積雪


明日18日は、低気圧が発達しながら日本海へ進む見込みです。この低気圧からのびる前線が、朝から昼前に九州を通過し一時雨や雷雨になるでしょう。前線の通過後は、新たに強い寒気が流れ込み、夕方以降は九州北部の平野部も雪が降る所があるでしょう。19日(水)午前中にかけて雪や冷たい雨が降り、九州の山沿いを中心に積雪のおそれがあります。山沿いの車の運転は、雪に備えて滑り止めの準備をし、最新の交通情報をご確認下さい。
また、九州北部の沿岸海上は、明日18日昼ごろから19日午前中にかけて暴風のおそれがありますので、警戒して下さい。

九州は、今週中ごろにかけて厳しい寒さが続きます。朝晩の冷え込みもぐっと強まりますので、農作物の管理や体調管理などに十分にお気をつけ下さい。



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