笑福亭鶴瓶、役柄に「うちの夫婦に似てる」しみじみ “怒られた”夫婦エピソードに劇場笑い

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2025年03月17日 13:17  ORICON NEWS

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役柄に「うちの夫婦に似てる」としみじみした笑福亭鶴瓶 (C)ORICON NewS inc.
 落語家の笑福亭鶴瓶(72)と俳優の原田知世(57)が17日、大阪市内で開かれた映画『35年目のラブレター』(公開中)大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

【集合ショット】笑顔!ほっこりあたたかい夫婦役を演じた笑福亭鶴瓶&原田知世ら

 今作は、2003年に朝日新聞で紹介され、テレビ・雑誌でも取り上げられ、さらには創作落語になるなどさまざまな形式で広まり多くの感動を呼んだ、ある夫婦の実話を映画化。戦時中に生まれた西畑保(鶴瓶)は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(原田)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と、長年支え続けてきた妻の心温まる物語を描く。若き日の西畑夫妻をWEST.の重岡大毅と俳優の上白石萌音が演じる。

 お気に入りの場面について聞かれた原田は冒頭の保と皎子のシーンを挙げ「おそらくこの2人がこうやって、もう何十年も同じことをずっと繰り返してきて、絆みたいなものができあがってきてるんだなっていう関係性が、最初の冒頭で見える」としみじみと語った。それに対して、鶴瓶は「口幅ったいですけど、うちの夫婦あんなんやな」と司会を務めた弟子の笑福亭鉄瓶に話しかけると、鉄瓶も「そうですそうです」とうなずいた。

 鶴瓶もお気に入りの場面について原田と同じシーンに触れ「変な言い方するけど、うちの夫婦に似てんなって」としみじみ。「そうなんですね」という原田の相づちに「よう怒られますけどね」と付け加え、エピソードを紹介した。

 紙パックの飲み物を飲んで、ゴミ箱に捨てたと言う鶴瓶。「ポンってほったら、“何してんの!?まだ入ってるやんか!”って言って、ふうって膨らませてから“口開け”って言われからピューって」とまだ残っていたジュースを口の中に流し込まれたことをユーモラスに披露。会場を笑わせていた。

 イベントには塚本連平監督も出席した。

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