
4月からレギュラー放送復活が発表されたタモリの冠番組『ブラタモリ』(NHK)。新シリーズの番組ナレーターはシンガーソングライター・あいみょんが担当することが決定したが、復活を心待ちにしていたファンの間では嘆きの声が広がっていて――。
歴代最長のナレーター
2008年にスタートした『ブラタモリ』は、タモリが全国各地で街歩きをしながらその土地の文化や歴史などを掘り下げていくスタイルで、《楽しく学べる》《わかりやすい》と幅広い世代に好評を博した。
「2024年3月9日の回をもって、番組はレギュラー放送を終了していました。このときにナレーターを務めたのは、もちろん元SMAPの草なぎ剛さん。
これまで女優の戸田恵子さんやアナウンサーの加賀美幸子さんなどが同番組のナレーションを担当してきましたが、タモリさんと親交の深い草なぎさんは歴代最長のナレーターを務めており、やはり彼が最終回を締めくくりました」(テレビ誌ライター)
旧ジャニーズを退社した後、一時期はあまり表舞台に出なくなってしまった草なぎだが、『ブラタモリ』のナレーションは継続。
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2024年5月に出演した朝の情報番組『あさイチ』(NHK)では、タモリからナレーションを褒められたエピソードを明かしていた。
強い“草なぎ待望論”
視聴者にとってもなじみ深い存在だっただけに、ネット上では、
《ブラタモリといえば草なぎくんなのに……》
《草なぎくんじゃないなら、せめて前の戸田恵子さんがよかった》
《え、待って。どうして草なぎくんじゃないんだ!》
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《草なぎさんのナレーション好きだったのに残念》
など、落胆の声が続出している。
「2024年11月に特番として放送されたNHK『ブラタモリ 三夜連続放送』で、突如ナレーションがあいみょんさんに変更されました。さらに、長い間テーマソングとして愛されてきた井上陽水さんの楽曲も変更になり、小沢健二さんの『ぼくらが旅に出る理由』『さよならなんて云えないよ』がそれぞれオープニング曲とエンディング曲に。長年この番組を見ていた視聴者のなかには、違和感を感じた人も少なくなかったようです」(芸能ライター)
このときのあいみょんのナレーションには、《関西弁出てて可愛かった》《気が散る》《ちょっと我が強かった気がする》など、賛否の声が寄せられている。
あいみょんもタモリの深夜番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に出演し官能小説について語ったりと、タモリには好かれている様子ではあるが、やはり“草なぎ待望論”が強いようだ。
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一方、人気歌手だけあって《声が良い》という評判も高いあいみょん。2023年に公開された宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』でも、ヒロイン的キャラクターである「ヒミ」役を演じている。
持ち前の美声を活かして前評判を覆せるか……レギュラー放送復活後は、ナレーションにも注目!