ユニクロ店員に聞いた「ガチで買うべき春物ボトムス」3選。スタイルUPできる“注目デニム”が値下げ中

　3月に入り暖かい日も増え、新たに春物が気になる季節になりました。節約民の味方ユニクロでは、新作の春物ボトムスが多数登場。そこで長年ユニクロに勤めている知り合いのR氏に、おすすめの新作ボトムスを聞いてみました。

◆太すぎず細すぎないちょうど良さのストレートジーンズ

　ここ1〜2年、女性物のユニクロのジーンズはほぼスキニーかワイドしか見かけませんでしたが、この春は久しぶりに、細すぎず太すぎないレギュラーフィットが登場したそうです。

商品名：ストレートジーンズ
商品番号：476209
価格：税込3,990円

「久々に登場したレギュラーフィットのジーンズが、かなり売上を伸ばしています。シルエットはストレートなので下半身のラインを拾わず、脚がスラッと見えて、誰にでも履きやすいジーンズとなっています。

　こちらはJW Andersonとのコラボジーンズで、後ろポケットにはロゴがレーザープリントされていておしゃれですよ」

　筆者はちょうど久しぶりにレギュラーフィットのジーンズがほしいと思っていたところでした！

　数年前はハイライズのレギュラーフィットジーンズが販売されていましたが、今回股上はやや浅くなり、ミドルライズでできているとのこと。試着してみたところ、おなかをすっぽり包んでくれて、ハイライズとあまり変わらない印象でした。丈が短めのトップスとも相性がよさそうです。

◆ワイドさがおしゃれ見え！ ドレープワイドフレアジーンズ

　ワイドシルエットからは新たに、裾が広がっているドレープワイドフレアジーンズが登場。

　昨年、R氏から似たような名前のパンツでドレープデニムタックワイドパンツを紹介してもらった記憶がありますが、違いが気になります。

商品名：ドレープワイドフレアジーンズ
商品番号：476346
価格：税込2,990円（3／19までの期間限定価格）

「昨年販売されていたドレープデニムタックワイドパンツとの違いは、生地感とフィット感です。

　生地感は柔らかすぎずデニムならではのほどよい硬さがあり、よりジーンズとして楽しめる1本だと思います。昨年とは異なりタックが入っていないのでゆるすぎず、普段はいているサイズでちょうど良いと思います。ワイドでもすっきりとしたシルエットに見えますよ」

　実際に手に取ってみたところ、昨年のドレープデニムタックパンツよりも太ももまわりはやや細く、下に重心があるように見えました。

　ワイドでもすっきり見えるということで早速試着。太ももまわりがラインにフィットする感じで、ワイドというよりもレギュラーフィットジーンズをはいているような感覚でした。膝から下にかけたフレアのおかげでスタイルアップ。生地はほかのジーンズより柔らかく、春〜夏で着こなせそうです。

◆あらゆる人がはきやすくなったタックワイドパンツ

　ユニクロの大人気ボトムスのタックワイドパンツ。ワイドでもクリーンスタイルに見える優秀アイテムです。そんなタックワイドパンツがさらにアップデートしたことをR氏から教えてもらいました。

商品名：タックワイドパンツ
商品番号：473638
価格：税込3,990円

「今期のタックワイドパンツはハイウエストになりました。ウエストの位置が上がったことで、タック入りだとゆるすぎてしまうお客様にもサイズが合うようになりました。

　センタープレス入りで脚が長く見え、ワイドでもきちんとした雰囲気に見えますよ。テーラードジャケットリラックスフィットとセットアップで着用できるので、新生活で買い替え予定の方はチェックしてほしいです」

　2年前に筆者がはいたときは、かなりゆるくてだらしない印象に見えてしまったのですよね。今期のタックワイドパンツはウエストに合わせた作りで、ウエストのサイズがちょうどよくなっていたことに驚きました。横幅より縦長ラインが強調されたことにも感動！ ワイドパンツが苦手な人も試してみる価値ありそうです。

　今年のユニクロでは、はくだけでスタイルアップが叶うボトムスが揃っていることがわかりました。ぜひ試してみてください！

＜取材・文／あき＞

【あき】
ライター。自分の思いを文字にするのが好き。本や音楽、ファッション、サンリオなど多くの趣味を持つ。　Twitter：@alice7daizy